★日高文化歴史散歩 「第18章 日高の魅力を探し出せ 道外(東京近郊)物産店&競馬場探索編 【1~57】!」 2022年(令和4年)9月下旬

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【全体のイメージ】

東京近郊の地図

【参考:東京近郊の地図 ~ 競馬場(緑色)、どさんこプラザ(オレンジ)、その他店舗(青色)】

『Ⅰ 空港を探索 【1~13】』

写真1

1.さて、今日は『新千歳空港』にやってきました。

 新型コロナ感染状況が少しでも収束するのを待ち、遅めの「夏休み」を取得、束の間のバカンスへの出発です。

写真2

2.しかし、ふと同空港の天窓を見上げると、不思議な現象として、次のような「天からの指令」がありました。

 「北海道日高地方に由来する魅力ある文化が、道外でどれくらい浸透しているのか探し出せ!」

(上記は、「フィクション」です。) 

写真3

3.さて、日高地方に由来する魅力ある文化とは・・・・考えられるのは、豊かな海や大地等の自然を活かして産出される「農水産物や競走馬」です。

 なお、ここ新千歳空港は、全国屈指の「お土産屋さん」の集積地なので、とりあえず同空港内で、「日高地方に由来するお土産」を探すことにします。

写真4

4.一通りお土産屋さんを見て回ったところ、「日高昆布」はほぼどのお店でも販売、その他に「みついし昆布焼酎」「びらとり和牛カレー」等も販売されていましたが、自分の財布の都合上、「次の商品を購入」します。

 本シリーズ「第17章の日高門別編」で訪れた北海道日高乳業(株)の工場で製造の「北海道牛乳とモッツアレラチーズ」、本シリーズ「第9章の三石編」でいただいた大正元年創業の「三石羊羹」、あと、新冠町の温泉宿泊施設で見かけたことがある「ホロシリ牛乳」です。

 このうち、「ホロシリ牛乳」は瓶の割れ物なので、この展望デッキでいただいたところ、少し生クリームのような微かにチーズの香りがする、これまで飲んだことのない味で驚きました。

 後ほどネットで調べると、「一軒の牧場」が製造販売を行っているとのことです。

写真5

5.さて、いよいよ飛行機に「搭乗」しますが、連絡バスから飛行機に搭乗するのは久しぶりです。

 ところで、この飛行機は「何処」に向かうのでしょうか?

写真6

6.飛行機が、新千歳空港から南へ向かって離陸すると、上空から「日高地方」が見えてきました。

 同空港発の飛行機には、これまでに何度も搭乗したことがあるものの、上空から「日高地方」を眺めるのはこの日が初めてです。

 写真の左側が「鵡川」・真ん中が「沙流川」・その間に「門別競馬場」・右側の奥に肉眼で「静内市街」が見えましたが、更に東にある「浦河市街」は、何処にあるのか分かりませんでした。

写真7

7.その後、飛行機は「目的地の空港」に着陸、見たことがある空港ターミナルビルが見えてきます。

 何の意外性もない、新千歳空港利用者の約2人に1人が行き先とする「東京羽田空港」です。

 何故、当地に来たのか「理由」はただ一つ、当地近郊に一泊三食付きのタダの別荘兼現在の実家があるからです。

 しかし、過去の経験上、9月下旬でも当地の最高気温は「30度近く」となり、外を歩き回ると全身汗まみれになるため、冷房の効いた涼しい「屋内」にずっととどまり、庭を眺めながらゆっくり読書でもするつもりでいました。

 

写真8

8.なお、コロナ禍前まで私は、新千歳~羽田便を利用する際は、いつも「道民の翼」の航空会社を利用し、到着するのは全日空系の飛行機が発着する「羽田空港第二ターミナル」でした。

 しかし、コロナ禍においては、5の写真の航空会社を利用しており、『羽田空港第一ターミナル』に到着します。

 

写真9

9.上記航空会社を利用する理由は、些細なことですが、同会社の飛行機はいずれも座席の上に空調の吹き出し口があり、「新型コロナ対策」として空調の風をずっと顔に当てるためです。

 なお、これまでのコロナ禍2年間は、GWや年末年始等の時期を問わず、搭乗客は窓側位しか座っておらず、「搭乗率約40%位」の状況でした。

 しかし、この日の便は平日ながら「ほぼ満席」、数日後の帰りの便も「ほぼ満席」でした。

 「Withコロナ」の個人的な考えはともかく、世の中の雰囲気は、数ヶ月前と比べて完全に変わってしまったと実感した次第です。

写真10

10.さて、道では道産品のアンテナショップとして、全国各地に「北海道どさんこプラザ」を運営しています。

 最近、ここ羽田空港にも、同プラザを「開店」した旨の新聞報道を覚えていたので、同店を訪れます。

 しかし、現実とは厳しいもので、同店内をいくら見渡しても、日高昆布以外に「日高地方由来の商品」を見つけることが出来ませんでした・・・・

写真11

11.が、しかし、その数日後に北海道へと帰る際、念のためにもう一度同店を訪れると、次の「一品」を見つけることが出来ました!

 日高地方の鮭のブランド品「銀聖」です。

 店内の各商品の「値札」には、産地の市町村が記載されているものの、数百品もあるのでつい見逃してしまいます。

 なお、この日の夜に浦河の自宅で同品をいただくと、「濃厚な味」で、ご飯が何杯でもいけると思ったところです。

写真12

12.なお、同店は、ターミナルビル2F左側の「西日本行きの出発ターミナル」(南ウイング)の入口付近にあり(写真中の紫色の20番)、主に西日本の人達に道産品をアピールするために、開設されたと思われます。

 ちなみに、「全国のどさんこプラザ」の所在地をネットで調べると、現在のところ東京近郊では、有楽町・池袋・さいたま新都心・吉祥寺・町田・羽田空港の6店、それ以外では、仙台店・名古屋店・あべのハルカス店(大阪)の3店とのことですが、私が訪れたことがあるのは前2店のみです。

 さて、この日は平日、このまま空港に長居すると、「通勤・通学の帰宅ラッシュ」に巻き込まれてしまいます。

写真13

13.しかし、時既に遅く、その帰宅ラッシュに巻き込まれて、「満員電車」の中で立ったまま目的地に向うこととなり、飛行機の中の空調云々の些細なことなど、考えるのが無駄な状況となります。

 なお、上の写真はJR山の手線の「新宿駅ホーム」です。

 バカンスというにはほど遠い、別の世界の「日常風景」ですが、それでもコロナ禍で在宅勤務の方が多いのか、シルバーウィークで休暇を取得している方が多いのか、通常よりは「人が少ない」と感じた次第です。

『Ⅱ 東京競馬場 【14~21】』

写真14

14.さて、この日はシルバーウイーク最終日の日曜日、東京都府中市にある『東京競馬場』にやってきました。

 テレビを見るとどの番組でも、同ウイークの2つの3連休がともに台風による大雨で台無しになった旨の嘆きの声が聞こえてきましたが、この日の天気だけは「晴れ」の予報です。

 なお、当競馬場を訪れようと思い立ったのは、実はこの日の前日の夜であり、「そうだ、国内の競走馬の約8割が日高産なので、その晴れの舞台の競馬場を見に行こう!」とひらめき、日本の主要4競馬場のうちの二つ、「この東京競馬場と中山競馬場」を訪れることにしました。

写真15

15.事前に開場時間が分からず、実際の「開場時間の9:10」より1時間近くも早く当地に来てしまい、周辺をぶらぶら散策した後にやっと入場、「スタンドの中」を見学します。

 このスタンドを例えて言うならば、「苫小牧のイオン」をもっと細長くした巨大なもので、6階まである上に、中には数十店の飲食店が点在します。

写真16

16.6階もあるので、全て見て回るのに、苫小牧のイオンの端から端まで「約3往復分」歩くことになります。

 内部はとても豪華な造りとなっており、「リゾートホテル」に着たような印象を持ちました。

 なお、競馬グッズの販売店で、「日高地方に由来する商品」を探しましたが、見つけることが出来ませんでした。

(そもそも地元でも見かけないので、「難しい」と思ったところです。) 

写真17

17.ちなみにこの日は、中山競馬場ではレースが開催されていますが、東京競馬場ではレースは開催されず、「馬券」のみの販売です。

 実のところ私は、これまでの人生で競馬場を訪れたことがあるのは「門別競馬場」のみであり、テレビ中継で競馬を見たことがあるのは、騎手の武豊と超有名馬(名前は忘れました)とのコンビで、事前に世間が大騒ぎした時の1~2回のみです・・・・

 従って、「東京競馬場」と言われても、正直全く見覚えがなかった次第です。

写真18

18.なお、当競馬場内には「競馬博物館」がありましたが、10:00開館とのことで、この日は「タイトなスケジュール」が予想されるので、中を見学するのを諦めて先を急ぐことにします。

写真19

19.次の目的地に向けて、当競馬場の最寄り駅のJR武蔵野線の終着駅「府中本町駅」に戻ります。

 当駅の他に、「京王線の支線の駅」も最寄り駅となっているようです。

写真20

20.「JR武蔵野線」は東京の北側を走る環状線であり(図の赤オレンジ色の線)、山の手線の各駅から放射線状に延びる「JR線や私鉄線の各路線間」を結ぶ重要な役割を果たしており、また、貨物列車のバイパス路線にもなっています。

 私は過去に何度か「府中本町駅行き」の列車に乗ったことがありましたが、まさか東京競馬場が、府中本町駅のすぐ目の前にあるとは、前日の夜まで知りませんでした。

 この日の最終目的地は、千葉県船橋市にある「中山競馬場」ですが、同競馬場の最寄り駅も偶然JR武蔵野線の東側の駅であり、起点の「西船橋駅」から北へ1駅目の、「船橋法典駅」という駅の近くにあるとのことです。

 

写真21

21.さて、「本日の予定」は、この府中本町駅から東へ東京都心方面に向かい、途中、どさんこプラザや民間の北海道物産店で、「日高地方由来の商品」を探し歩いた後、最後に中山競馬場を訪れることにします。

 まずは、どさんこプラザがある次の目的地「吉祥寺」へ向けて、JR武蔵野線・JR中央線と乗り継いで、「吉祥寺駅」を目指します。

 

『Ⅲ 都西北の物産店 【22~44】』

写真22

22.さて、『吉祥寺駅』に着きました。

 この街は、最近のネットのニュースを見ると、「首都圏の住みたい街ランキング」で横浜と1~2位を争う街とのことです。

 目的のどさんこプラザは、「東急百貨店の3階」にあるとのことなので、これから向かいます。

写真23

23.どさんこプラザの店内で「日高地方由来の商品」を探しますが、噂では各どさんこプラザ毎で「品揃えが異なる」と聞いており、確かに羽田空港店とは明らかに異なる品々が陳列されていました。

写真24

24.お店の中から、「びらとり和牛ハンバーグ」を見つけたので、購入します。

 このハンバーグは、結局、当地に残して北海道へ帰りましたが、後日、当ハンバーグを販売する「平取町のお店」の前をたまたま車で通る機会があり、同店でハンバーグ定食をいただいたところ、チェーン店のハンバーグとは明らかに異なる、肉汁たっぷりのおいしさでした。

 なお、「びらとり和牛」の歴史を調べると、昭和37年に島根県から繁殖牛を導入したことに始まり、今ではその多くがA5ランクに格付けされているとのことです。

写真25

25.さて、「吉祥寺」を後にし、JR中央線で次なる目的地『新宿駅』の西口に到着。

 同西口には「小田急百貨店及び京王百貨店」があり、両店とも半世紀以上も昔からあるとのことですが、両店とも近々閉店されて超高層ビルに建て替えられるとのことで、この見慣れた風景を見るのも、これが最後となりそうです。

 さて、京王百貨店の8階に「民間の北海道物産店」があるとのことなので、これから向かいます。

 なお、「民間の北海道物産店」がどれくらいあるのかネット調べてみると、東京近郊でも郊外のショッピングモールを中心に、数十店舗あるとのことです。

写真26

26.お店の中から、「銀聖のスモークサーモン」を見つけて購入します。

 なお、私はこれまで「銀聖」というブランド名は聞いたことがあるものの、えりも町の水産加工会社が大きな看板で宣伝しているのを見て、これまでえりも町の鮭のブランドだと勘違いをしていました。

 当振興局の「銀聖に係るHP」の他に、ウィキペディアを見ると、2000年に日高管内全体の「秋さけ定置網漁業を営む41の漁業者」が立ち上がり、水揚げされる鮭のうち、僅か数%の一定の規格を満たすものに、ブランドを付けることにしたとのことです。

 なお、私は自分の「味覚」に全く自信を持っていませんが、この日の夜にこのスモークサーモンをいただくと、スーパーで売っているものとは明らかに異なるおいしさでした。

写真27

27.さて、関東地方が台風か大雪の際、列車の運行状況を伝えるため、何故か各テレビ局とも中継を行う「新宿駅南口」から、次なる目的地「池袋駅」を目指します。

写真28

28.JR線で『池袋駅』の東口に到着、西武百貨店の北隣のパルコ前の地下通路に「どさんこプラザ池袋店」があるので、これから向かいます。

写真29

29.同店内を見渡すと、やはり他のどさんこプラザとは「異なる品揃え」でした。

写真30

30.そのお店の中から、「浦河苺の梅酒」を見つけて購入します。

 この梅酒は、浦河の自宅に持ち帰って飲んでみたところ、「苺と梅がミックスされた濃厚な味」で、少し飲むだけでも満足しました。

 なお、今や浦河町の特産品の代名詞ともなっている「夏いちご」ですが、その歴史は意外に浅く、今から約15年位前から栽培が始められ、平成28年に町が7月15日を「うらかわ夏いちごの日」と定め、今では全国一とも言われる出荷量を誇るとのことです。

写真31

31.さて、池袋駅東口の逆側の西口に行くと、「東武百貨店」がありますが、同百貨店の垂れ幕に「北海道物産展」が開催されている旨宣伝されています。

 大きな集客力を誇る「北海道物産展」は、開催しない百貨店を探す方が難しいと思われますが、この日に北海道物産展を開催している東京近郊の百貨店をネットで調べると、伊勢丹立川店・そごう横浜店・京急百貨店(横浜)でも開催中とのことです。

 物産店ではなく「物産展」となると、出店は数十に限られるので、事前にどのようなお店が出店するのかネットで調べることが出来、この東武百貨店の場合は、新ひだか町の「みついし和牛の店と養蜂場の店」の2店が出店するのを事前に知っていました。

 しかし、実際に物産展の会場を訪れると、残念ながら、両店とも「先週までの出店」だったとのことでした。

写真32

32.なお、私の素朴な疑問として、「北海道内」において北海道物産展を開催する百貨店があるのかと思い、そんなの聞いたことも無いと思ったところですが、ネットで調べると実際にはありました・・・・

 さて、池袋を後にし、JR山の手線で次なる目的地「巣鴨駅」を目指すことにします。

写真33

33.『巣鴨駅』を下車して、同駅の北側にある「巣鴨地蔵通商店街」を歩きます。

 同商店街は、「高齢者の原宿」と言われ、私は一度行って見たいと思っていましたが、実際に訪れたのはこの日が初めてでした。

 高齢者向けの老舗店が軒を連ねており、当地に来て初めて知ったのですが、この商店街は「旧中山道」であったとのことです。

 

写真34

34.さて、同商店街の中でお目当ての「北海道物産店」を見つけますが、残念ながら・・・・いや、日高地方にとっては喜ばしいことですが、ネットの情報と異なり、「北海道の昆布専門店」となっていました。

 同店内を見渡すと、趣向を凝らしたおいしそうな昆布もありましたが、日高産では無かったので購入せずに、次なる目的地「浅草」を目指すことにします。

写真35

35.商店街の北側に、東京で唯一残る路面電車の都電荒川線『庚申塚駅』という駅があり、ここから浅草方面を目指します。

 なお、これまで私は、一生この「都電」に乗る機会は無いだろうと思っていたので、新鮮な面持ちで乗車します。

写真36

36.しかし、乗った電車が運が悪いことに、通常ダイヤより大幅に遅れて、長い間各駅で待っていた乗客が次々と乗車、車内は満員となり、当初は終点まで乗る予定であったものの、我慢出来ずに途中の『JR王子駅前』で途中下車することに・・・・

 私は基本的に、「混雑、行列、渋滞」というものは嫌いなので、東京の街との相性は良くないと思っています。

 なお、『JR王子駅』という駅名をじっと見て、もしかしたらと思って調べると、明治6年に日本初となる「製紙工場」が、当地で操業されたとのことです。

写真37

37.さて、王子駅からJR京浜東北線で「上野駅」まで行き、東京メトロ銀座線に乗り換えて、「浅草駅」を目指します。

 なお、東京メトロ銀座線の駅が、上野駅のどこにあるのか全く見当がつかなかったのですが、「中央改札口」近くにあるとの標示を見て、実際に同改札口の外に出て見ると、テレビでしか見たことが無い「北への玄関口」としてのターミナルの風景がありました。

 写真の改札口のすぐ奥には、北へと向かう「長距離列車用のホーム」がずらりと並んでおり、私も同ホームから、北斗星他の北への長距離列車に乗ったことを思い出します。

写真38

38.上野駅から東京メトロ銀座線で浅草駅を目指しますが、同区間についてネットで調べると、「日本初の地下鉄」として、昭和2年に開業したとのことです。

写真39

39.ちなみに、上の写真は、東京の地下鉄の複雑な「路線図」ですが、各方面から「私鉄やJR」が地下鉄に乗り入れているので、更に複雑な運行となっています。

 なお、札幌の地下鉄の車輪はタイヤであり、今となってはJRとの相互乗り入れは不可能なので、「何故札幌の地下鉄にタイヤなんかを使ったんだ」という議論を何度が聞いたことがあります。

写真40

40.東京メトロ『浅草駅』を下車すると、すぐ近くに、観光地として有名な「雷門」がありました。

写真41

41.その雷門から南に100m位の所に、お目当てとする民間の「北海道物産店」がありました。

写真42

42.しかし、店内をじっくり見回しても「日高地方由来の商品」を見つけられない中、各店舗で存在感を発揮していた北海道日高乳業(株)の季節限定商品「ヨーグルッペ白ぶどう味」を購入して、その場でいただきます。

 さて、この時の時刻は既に15:00であり、最終目的地「中山競馬場」の競馬開催時間には限りがあります。

 当初の予定は、都心方面の店舗に寄った後、中山競馬場に行く予定でしたが、「無謀な計画」だったようで、予定を変更して、先に中山競馬場へ向かうことにします。

写真43

43.都営地下鉄浅草線「浅草駅」から、京急線直通の羽田空港駅行きの電車に乗り、途中の「浅草橋駅」という駅でJR総武線に乗り換え、鉄道交通の要衝「西船橋駅」を目指します。

写真44

44.そして、『西船橋駅』からJR武蔵野線、本日のスタート地点であった「府中本町行き」の電車に乗り換えます。

『Ⅳ 中山競馬場 【45~52】』

写真45

45.西船橋駅から一つ目の駅の「船橋法典駅」で下車、中山競馬場を目指します。

 なお、前夜にネットで調べたところ、同駅から中山競馬場まで「専用の地下歩道」がある旨知ったのですが、この駅に着いた時にはすっかり忘れており、駅構内にあった「周辺地図」を頼りに、狭い住宅街の道を歩いて同競馬場まで向かいました。

写真46

46.そして、いよいよ『中山競馬場』に到着、レース開催中であり、やはり観客がいると雰囲気が違います。

 なお、近年は競馬の売り上げが好調との話を何となく聞いていましたが、ネットで調べると、経産省のHPには、「娯楽業の中で唯一上昇した競馬等、好調の鍵はオンライン化等により、場所や時間の制約を超えられたこと」との記述がありました。

写真47

47.さて、観客席のほとんどは指定席でしたが、前方にわずかにあった「自由席」に座って、火照った体を冷やします。

 なお、東京競馬場・中山競馬場ともに、入場するだけなら基本的にタダ(レース開催の際は入場料200円)ですが、かつて、1990年代の競馬フィーバー時代のG1レースで、両競馬場とも「20万人近い人」が殺到したため、G1レース開催時は混雑回避のため、事前に入場券を予約する必要があるとのことです。

写真48

48.同競馬場のスタンドの中を見ると、大きさは東京競馬場と同じくらいでしたが、中の雰囲気はごく普通であり、「Aiba浦河」と変わらない感じでした。

 ちなみに、前夜の下調べで、同競馬場には「ハイセイコーの馬像」があるのを知ったのですが、競馬場に着いたころには、残念ながらすっかり忘れていました・・・・

写真49

49.さて、これから最終12レースが行われるとのことで、「パドック」に行ってみると、実際に馬を見るのが重要なのか、大勢の人がいてびっくりしました。

 なお、私は直に競馬のレースを観戦するのは、この日の10日前、「本シリーズの第17章の日高門別編」で1レースだけ観戦して以来、これが2レース目となります。

写真50

50.最終12レースにあたり、ゴールの一番近くで観戦しましたが、コース全体が見えない場所であり失敗、周辺にいる方も私と同じ新参者のようで、「全然見えない」と嘆いていました。

写真51

51.しかし、スタート地点・ゴール地点等の馬の一連の動きは、10日前の門別競馬場で観戦した時と全く同じであり、「疾走し終えた馬」を見物することにします。

 この競走馬達のうち約8割は、「日高産馬」ということになるのでしょうか。

 なお、テレビでもよく見たことがない競馬場を直に見たことで、当然、「テレビ」でも見たくなり、この日の翌週の日曜日に浦河の自宅で、当競馬場のG1レースを最初から最後まで、初めて視聴したところです。

写真52

52.さて、最終12レースを終えて、帰宅ラッシュに巻き込まれないよう、専用の「地下歩道」があるのも知らずに、地上の狭い道を足早に「船橋法典駅」へと戻ります。

 JR京葉線(東京ディズニーランド前を走る路線)直通、「東京駅行き」の電車に乗り、最終目的地の「東京都心」を目指します。

『Ⅴ 都心の物産店 【53~57】』

写真53

53.『東京駅』八重洲口(東口)に到着、以前は、この駅の真っ正面のビル1階に「民間の北海道物産店」があり、飲食店も併設され、私の大好物のジンギスカンも食べることが出来たのですが、いつの間にか無くなっており、残念に思っていました。

 しかし、ネットで調べてみると、実際は「八重洲地下街」に引っ越したとのことであり、地下に降りて同店を訪れます。

 しかし、新宿で訪れた店舗と「同系列の店舗」であり、目新しいものを見つけることが出来ませんでした。

写真54

54.そのような中、これまで各店舗で見かけた「日高昆布」の中でも、浦河町の事業者が製造した「根昆布粉末」を購入します。

 さて、いよいよ本日の最後の店舗の「どさんこプラザ1号店の有楽町店」へ、これから歩いて向かうことにします。

写真55

55.JR山の手線で東京駅から南へ1駅目、有楽町駅の目の前にある『東京交通会館』の1階に、どさんこプラザ有楽町店があります。

 なお、何故この建物が「東京交通会館」と呼ばれるのか、かなり古い歴史があると思われますが、せっかくの機会なので調べてみると、東京オリンピック開催を機に、「東京都交通局」が中心となり開発したことに由来するとのことです。

写真56

56.ちなみに同店には、これまでにも何度か訪れたことがあったものの、狭い店舗のわりにはお客さんで「いつも大混雑」の状態で、あまり好印象を持っていなかったのですが、この日は夜間であったためか、比較的空いていました。

 店内で「日高地方由来の商品」を探すと、さすがに1号店とあって、いくつか見つけることが出来ました。

 そのうち、「三石和牛の商品及び銀聖」は自分の財布の都合上で購入を断念、日高門別のチーズ工房の「ナチュラルチーズ」と、新ひだか町三石の「日高昆布使用ぶたまん」を購入します。

写真57

57.最後に、世界の中心ではありませんが、『銀座の中心』で日高の物産を声高に叫びます。

 「 日高昆布使用ぶたまん あらいそまる! 」

 以上をもちまして、「日高の魅力」を探し出したことになりましたでしょうか・・・・

 少なくとも、競馬の素人であった私は、今後、「競馬」から目を離せなくなってしまった次第です。

【以上、ウォーキング距離 推定約5~10km?】

(巻末1)「【日高文化歴史散歩】~★ブラ・ラブヒダカに係るポータルサイト(第1章~第29章)!」

★第1章~第5章 (2020年10月~2021年10月)

1~5 (PNG 53.3KB)

二風谷写真

様似写真

浦河写真

静内写真

イザベラ写真

★第6章~第10章 (2021年10月~11月)

6~10 (PNG 50.1KB)

新冠写真

襟裳岬写真

北海道開拓の村写真

三石写真

荻伏・東静内写真

★第11章~第15章 (2021年11月~2022年8月)

11~15 (PNG 61.5KB)

日高市写真

オバケ桜写真

すずらん写真

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★第16章~第20章 (2022年8月~10月)

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★第21章~第25章 (2022年11月~12月)

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★第26章~第29章 (2022年12月~2023年3月)

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(超一括要約版)日高文化歴史散歩~★ブラ・ラブヒダカ(第1~29章:各章5コマ)!

ブララブヒダカ写真

(巻末2)「【日高の歴史・文化の世界へ】ポータルサイト!」

【当該サイトの主な掲載内容】

  1. 「日高の歴史的文化活用事業(日高の歴史的文化活用資源【リスト】)」
  2. 「北海道・日高管内の【博物館・美術館等】一覧~21!」
  3. 「北海道・日高管内の【文化財・遺産等】一覧!」
  4. 「北海道・日高管内の【主な文化ホール・映画館・公民館・図書館等】一覧!」
  5. 「日高管内・各町別【コミュニティセンター等】一覧!」
  6. 「北海道・日高管内の【各種スポーツ施設等】一覧!」
  7. 「【日高文化歴史散歩】~ブラ・ラブヒダカ!」
  8. 「【日高のあゆみ】~日高支庁百年記念誌~」
  9. 「【日高開発史】~日高支庁八十年記念誌~」
  10. 「(概略版)日高の【戦後史(75年間)】年表 ×2021年現在写真集!」
  11. 「北海道・日高管内の戦後75年間【文化・スポーツ史】概要!」
  12. 「北海道・日高管内の戦後【市民活動史 (町内会・青年女性団体・NPO等) 】概要!」
  13. 「全国・全道・日高管内の【戦後・交通安全史】概要!」
  14. 「北海道・日高管内の【主な縄文遺跡】×2021年秋現在写真集!」
  15. 「北海道・日高管内の【主な擦文・アイヌ文化期の遺跡及びチャシ跡】× 2022年秋現在写真集!」
  16. 「文化振興に係る【各ホームページ】へのリンク集」

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