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【全体のイメージ】
【参考:北海道日高振興局管内の7町の地図】
『Ⅰ 二風谷ダム 【1~4】』
1.今日は、「アイヌ文化の一大集積地」の平取町二風谷地区にやってきました。
とはいっても、ここは「ダム管理事務所」です。
国道237号線(沙流(さる)ユーカラ街道)沿いの「二風谷地区南側」にあります。
2.まずは、この『二風谷ダム』を見学することにします。
なお、このダムの写真は、アイヌ文化遺跡の「ユオイチャシ跡」から撮影しています。
3.巨大ダムの上を歩いて、「対岸の西側へ」渡ります。
なお、このダムは主に治水用に建設されましたが、建設時には、アイヌ民族の聖地の二風谷が水没するため、「訴訟」にまで発展しました。
4.対岸に渡ると、サケ等が遡上するための「大きな魚道」が整備されていました。
『Ⅱ 歴史の散歩道 【5~12】』
5.さて、ダム管理事務所まで戻り、裏手に行くと「歴史の散歩道」という小道を見つけます。
6.この歴史の散歩道を【北進】して、当地付近のメイン施設の「二風谷アイヌ文化博物館」を目指すことにします。
7.私も「初めて歩く道」であり、地図も持っていないので、本当に辿り着けるのか、少しドキドキしながら【北進】します。
8.なお、歴史の散歩道には、各分野で活躍した「偉人9人を讃える記念碑」が、所々に立てられています。
9.8の碑は、アイヌ民族研究のために二風谷に滞在し、地域医療にも携わったイギリスの人類学者「ニール・ゴードン・マンロー氏の碑」です。
10.その後、「見覚えのある建物」が見えてきました。
『二風谷アイヌ文化博物館』の裏側(西側)です。
思っていたよりも、「あっという間」に着いてしまいました。
11.アイヌ文化博物館の北隣には、『沙流川歴史館』があります。
なお、同館の屋上には「展望台ギャラリー」があります。
12.歴史の散歩道は「まだまだ北へ」と続きます。
しかし、ここで【東進】することとし、「博物館等の正面」へと向かいます。
『Ⅲ 二風谷アイヌ文化博物館 【13~21】』
13.『沙流川歴史館』の正面に来ました。
日勝峠付近を源流とする、日高管内一長い河川の「沙流川」に関する資料館です。
詳しくは、「下記のHP」をご覧下さい。
14.沙流川歴史館の南隣には、メイン施設の『二風谷アイヌ文化博物館』があります。
非常に「洗練された博物館」です。
詳しくは、「下記のHP」をご覧下さい。
15.一方、沙流川歴史館の北隣には、『アイヌ文化情報センター』があります。
アイヌ文化の発信や、「アイヌ工芸品の展示・販売等」が行われている所です。
16.また、アイヌ文化博物館等の前(東側)には、アイヌ住居の「チセ」等が多数復元され、アイヌ集落の「コタン」が再現されています。
17.「工芸のチセ」との看板が掲げられている内部を覗いてみます。
18.アイヌ伝統工芸の「木彫り」の実演が行われていました。
また、他のチセの中では、「編み物」の実演も行われていました。
19.コタンには小川が流れているほか、「カフェ」が併設されています。
ここで、「一休み」することにします。
20.「アイスコーヒー」を飲みながら、景色を眺めてくつろぎます。
また、ここでは「食事」をとることも出来ます。
21.コタンの東端の国道沿いには、木彫り職人として大変有名な方の「アイヌ工芸店」があります。
『Ⅳ 萱野茂 二風谷アイヌ資料館 【22~25】』
22.国道237号線(沙流ユーカラ街道)を「横断」し、更に【東進】し続けます。
23.すぐに、『アイヌ工芸伝承館ウレシパ』に辿り着きます。
アイヌ工芸の魅力発信や「人材育成」を行う施設です。
24.更に【東進】すると、民族初の国会議員にもなった『萱野茂 二風谷アイヌ資料館』があります。
国の重要有形民俗文化財に指定されている「アイヌ生活用具」が、上記14のアイヌ文化博物館とともに、保存・展示されています。
25.同館の目の前には、国文学者として有名な「金田一京助氏の歌碑」が立っています。
東京帝大在学中に当地を訪れ、アイヌの口承文芸「ユカラ」を世界的に有名にしました。
『Ⅴ 旧マンロー邸 【26~29】』
26.以上で、ウォーキングは「終了する予定」でした・・・・
しかし、まだ訪れていない「重要施設」があるので、国道に沿った小道を【南進】して、ダム管理事務所方面へ戻ります。
27.上記9で紹介した「マンロー博士の旧邸」が、国の有形文化財に登録されているので訪れます。
看板の奥(西側)にありますが、途中の道が「未舗装」なので、私が以前、最初に訪れようとした際には、見つけることができなかった所です。
28.これが、『旧マンロー邸』です。
現在は、「北大文学部の研究室」となっています。
本当は、歴史の散歩道を歩く途中、最初に立ち寄る予定でしたが、「同散歩道からは直接行けない」と、後に博物館の方から教わりました。
29.更に【南進】して、車を駐車してある「ダム管理事務所」まで戻ります。
なお、当地までは、数本の「路線バス」が運行されています。
また、当地から、今年オープンした胆振管内の白老町にある「国立アイヌ民族博物館・ウポポイ行き」のバスが、期間運行されています。
【以上、ウォーキング距離 推定約5km】
(巻末1)「【日高文化歴史散歩】~★ブラ・ラブヒダカに係るポータルサイト(第1章~第29章)!」
★第1章~第5章 (2020年10月~2021年10月)
★第6章~第10章 (2021年10月~11月)
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★第26章~第29章 (2022年12月~2023年3月)
(超一括要約版)日高文化歴史散歩~★ブラ・ラブヒダカ(第1~29章:各章5コマ)!
(巻末2)「【日高の歴史・文化の世界へ】ポータルサイト!」
【当該サイトの主な掲載内容】
- 「日高の歴史的文化活用事業(日高の歴史的文化活用資源【リスト】)」
- 「北海道・日高管内の【博物館・美術館等】一覧~21!」
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- 「【日高文化歴史散歩】~ブラ・ラブヒダカ!」
- 「【日高のあゆみ】~日高支庁百年記念誌~」
- 「【日高開発史】~日高支庁八十年記念誌~」
- 「(概略版)日高の【戦後史(75年間)】年表 ×2021年現在写真集!」
- 「北海道・日高管内の戦後75年間【文化・スポーツ史】概要!」
- 「北海道・日高管内の戦後【市民活動史 (町内会・青年女性団体・NPO等) 】概要!」
- 「全国・全道・日高管内の【戦後・交通安全史】概要!」
- 「北海道・日高管内の【主な縄文遺跡】×2021年秋現在写真集!」
- 「北海道・日高管内の【主な擦文・アイヌ文化期の遺跡及びチャシ跡】× 2022年秋現在写真集!」
- 「文化振興に係る【各ホームページ】へのリンク集」