★日高文化歴史散歩 「第17章 競馬とししゃもとジンギスカン 日高門別編 【1~53】!」 2022年(令和4年)9月中旬

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【全体のイメージ】

道南地方

【参考:北海道日高振興局管内の7町の地図~水色】

『Ⅰ 門別本町市街【1~13】』

写真1

1.今日は、日高管内の西端にある日高町(平成18年合併前の旧門別町)の太平洋側にある「門別本町」にやってきました。

 上の写真は、昨年4月に正式に廃止されたJR日高線の『旧日高門別駅』です。

 駅舎の中には、JR日高線の面影を残す「各種展示や町民サロン室」があります。

写真2

2.JR日高線の鵡川以東が廃止された直接の理由は、「波浪による線路の被災」ですが、この旧日高門別駅以西は、被災を受けておらず、物理的には運行継続可能でした。

 しかしながら、運行を再開をしても「多額の赤字による地元負担」が求められるため、残念ながら廃止となりました。

写真3

3.なお、旧日高門別駅の東側には、町の主要機関が立ち並んでいます。

 右側が、「日高町役場(旧門別町役場)」、真ん中の赤い建物が「門別公民館」、左側の白い建物が「日高町商工会館」です。

写真4

4.また、日高町役場の東隣には「門別郵便局」があり、振興局の史料によれば、初代局長は、道内で初めて民設の馬牧場を開いた「岩根静一」氏とのことです。

 なお、同氏は、小説「お登勢」の登場人物のモデルにもなったとのことです。

 

写真5

5.さて、今日は、この門別本町をスタートし、同市街から西に約5km離れた、同町のもう一つの大きな市街地の「富川市街」を通過後、更に西にある「門別競馬場」を目指し、ウォーキングをしたいと思います。

 まずは、門別本町を流れる「日高門別川」を渡って、市街地を【東進】します。

 

写真6

6.近くには、同河川の「名前の由来」を説明する看板がありました。

 道内の「地名の由来の書籍」を見ると、複数の説が記載されて、もどかしいことが多いですが、この看板では、端的に説明されています。

 同名の河川は、日高管内では「東静内」にもあり、同名の地名は、オホーツク海側にある「紋別市」が有名です。

写真7

7.更に市街地を【東側】し、国の登録文化財の「飯田家住宅主屋」の正面に行きます。

 かつて「飯田信三」氏という方がいて、同氏は彦根藩から移住し、明治時代、駅逓取扱になったり、函館との航路を開いたりと、日高の発展に貢献した方です。

 なお、日高管内の図書館では、「同氏の伝記と思われる書籍」をよく見かけます。

 

写真8

8.さて、市街地の南東側に行くと、当地の代表的な神社である『門別稲荷神社』があります。

写真9

9.振興局の史料によれば、この神社は、創建の年代は不明とのことですが、江戸時代末期に沙流場所請負人「山田文右衛門」氏が造営に関与したとあります。

写真10

10.当神社の横には、「同氏の碑」があります。

 日高支庁百年記念誌によれば、同氏は「日本産業史上画期的なこと」を行ったとのことです。

 

写真11

11.それは、かつて、当地は昆布があまり繁殖していなかったので、「海に石を投石」することにより、昆布を繁殖させたとのことです。

 なお、写真に掲載されている漁港は、「門別漁港」ですが、この付近に投石をしたのでしょうか。

写真12

12.さて、それでは、これから国道235号線(優駿浪漫街道)をひたすら徒歩で【西進】し、まずは、約5km程西にある「富川市街」を目指したいと思います。

写真13

13.まず、門別本町市街地の北側に行くと、国道北側に『門別農業協同組合』があります。

 なお、私は農政について詳しく知らないのですが、過去の歴史を見ると、1989年に門別町と同町厚賀の農協が合併して「門別農業協同組合」となっておりますが、同町西側の富川農協は、2015年に平取町農協と合併して「びらとり農業協同組合」となっており、複雑なものとなっております。

『Ⅱ 門別本町~富川間【14~20】』

写真14

14.さて、門別本町市街を少し離れた所に、日高管内のみならず、全道で有名な「おそば屋さん」があります。

 私は、日高地方とは全く関係ない、道内の「別の地方」でも、このお店の噂を聞いたことがあります。

 なお、このおそば屋さんは、これから向かう「門別競馬場」の中にも出店しているとのことです。

写真15

15.さて、その後、門別本町と富川の両市街地の中間地点にある『門別温泉とねっこの湯』に到着。

 町の郷土史によれば、1999年に開設されたとのことです。

 なお、私は、まだ、日高地方に縁もゆかりも無かった札幌在住時に、この温泉に入ったことがありますが、当時の素朴な疑問として、どうして「市街地から離れたこの地」に当施設があるのか、疑問に思ったのを今でも覚えております。

 また、日高赴任後に初めて知ったことですが、この施設の中には、「運動用のプール」もあるとのことです。

写真16

16.同温泉の前には、「門別地区マップ」の看板がありました。

 さきに、地図右側をスタートし、現在は「赤色の現在地」にいて、これからは、沙流川を越えて、地図左側の「門別競馬場」を目指しております。

写真17

17.とねっこの湯の西隣には、「門別総合町民センター」及び「スポーツセンター」があります。

 町の郷土史によれば、当施設の建設は、町の永年の懸案事項であったものの、門別本町と富川との誘致合戦の末、1978年に「両市街地の中間地点」に建設されたとのことです。

写真18

18.なお、スポーツセンターの西隣には、「子供用公園」があります。

 最近、ニュースで、当地方に子供用公園が少ないとの理由で、当公園を「リニューアル」した旨報道されたのを覚えていましたが、確かに昨年までとは変わったように思えました。

 また、左側の白い建物の中では、高齢者の方々が「ゲートボール」を楽しんでいました。

 

写真19

19.さらに、スポーツセンターの南隣には、「門別中央パークゴルフ場」があります。

 起伏に富んだコースで、見るだけでも「心が和む」思いがします。

写真20

20.さて、国道235号線を更に【西進】すると、国道歩道のすぐ南側に、聞いたことがあるようなフレーズの「牧場の大きな看板」がありました。

 あとでネットで調べると、本部は千葉県にあるものの、この牧場は、競馬のことを良く知らない私でも知っている「シンボリルドルフ」他、各名馬を産出したとのことです。

 

『Ⅲ 富川市街東側【21~30】』

写真21

21.さて、私は事前の下調べで、「胆振・日高地方を題材にした雑誌」を見ていたのですが、そこに掲載されていた、サイクリスト等の方が利用出来る「自転車カフェ」が、富川市街入口にありました。

 

写真22

22.国道を更に【西進】すると、北側に『富川神社(大神神社)』が見えてきたので、これから向かうことにします。

 

写真23

23.振興局の史料によると、江戸幕府から警備を命ぜられた仙台藩士が、「塩釜神社」の祭神を白老に勧請して奉ったものを、その次男が門別移住の際の明治初期に、白老から遷した神社とのことです。

写真24

24.さて、富川神社の東隣には、1971年(昭和46年)操業の「北海道日高乳業(株)の工場」があります。

 町の郷土史によると、かつて昭和20年代に、この付近に「雪印乳業(株)や不二家乳業(株)の工場」が操業とあり、この地域は、乳業が盛んであったことが推測されます。

 

写真25

25.さて、浦河から日高門別まで車で向かう途中、静内の赤い看板のスーパーで購入した「同工場産の乳製品」を、この場でいただくことにします。

 「うん、十勝産の乳製品よりもうまい!」

 

写真26

26.さて、国道を更に【西進】すると、すぐ「高野山真言宗 日高寺」との大きな看板があったので、向かうことにします。

 なお、私は、「高野山」には一度行ったことがありますが、天空の高台の上に仏教都市があるようで、今でも記憶に残っております。

写真27

27.この『日高寺』は、明治時代後期に開基された「説教所」が始まりで、大正時代初期に公称が認可されたとのことです。

 また、振興局の史料によれば、大正時代に安置した「日高寺八十八カ所霊場」があるとのことですが、実際には、平成に入ってからの「新八十八カ所霊場」がありました。

写真28

28.さて、国道を更に【西進】すると、「札幌方面門別警察署」があります。

 「日高管内の警察署の歴史」を見ると、1878年(明治11年)に「札幌警察署幌泉(現えりも)分署」設置、1888年(明治21年)に「浦河警察署」設置され、静内、沙流、三石、様似、幌泉に分署設置、1923年(大正12年)に「静内警察署」独立、そして、戦後の1948年(昭和23年)に「門別地区警察署」設置となります。

 こうして見ると、日高地方は、開拓当初の交通機関は「航路」が中心で、水産業が盛んな東部から発展し、「陸路」が発達にするにつれ、道央に近い中部、西部が発展していったということが見て取れます。

写真29

29.さて、門別警察署の北西側には、見慣れた『門別図書館郷土資料館』があります。 

 この地から平取町までの約15kmがフットパスとして整備されており、当シリーズ「第5章のイザベラ・バード編」で実際にウォーキングをしております。

 ここからは、第5章の時とは逆向きで【西進】し、「富川市街の中心」に向かいます。

写真30

30.日高管内一長い河川の沙流川を渡る途中、同河川の西隣にある『さるがわせせらぎ公園』が見えました。

 この公園では、毎年10月下旬に同町特産の「ししゃもに関するお祭り」が開催されるとのことですが、過去2年間はコロナ禍のため中止となり、私は同お祭りを見たことがありません。

 本当は、そのお祭りが開催される日に、当地をウォーキングしようと思っていたのですが、天候等がどうなるか分からないので、この日に当地をウォーキングすることにした次第です。

 

『Ⅳ 富川市街西側【31~37】』

写真31

31.さて、沙流川を渡ると、富川市街の「中心部」に入ります。

 当市街地から外れて北側は、日高管内有数の米どころとなっており、当日高町には「地酒」があるとのことなので、酒屋に寄って購入することにします。

写真32

32.上の写真が、後に訪れた「門別競馬場」で撮影した、同町地酒「日高彗星」です。

 私は、アルコールに弱く、特に日本酒は後に残るのですが、自宅に帰って少し飲んでみると、甘さと辛さが同居したような、すっきりした味でおいしかったです。

写真33

33.さて、国道を更に【西進】すると、「大型商業施設」が集中するエリアとなります。

 余談になりますが、実は、奥に見える赤色の看板のスーパーは、私が日高地方に縁もゆかりも無かった札幌在住時代に、よく利用したスーパーです。

 札幌の夏は、日高地方とは比べものにならないほど暑く、特に冷房が無い上に断熱効果が高いマンション等に住むと、24時間トータルで考えたら、東京等より暑い日々を過ごすことになります。

 自宅が札幌南IC近くにあり、当富川市街まで「高速道路で約1時間」で来ることが出来たので、夏は札幌より10度近く涼しく感じる当地付近の海辺に、よく涼みに来ていた次第です。

写真34

34.さて、当初の本日の予定は、ウォーキングは富川市街までが限界だと思い、富川市街からは「バス」で門別競馬場に向かう予定でしたが、次のバスまでだいぶ時間があり、余力もあったので、当初の予定を変更し、「門別競馬場」までウォーキングをし続けることにします。

写真35

35.前回、「第16章の沙流川中流散策編」では、8月下旬の炎天下の中、平取町をウォーキングし、意識が朦朧とした旨記述をしましたが、当時の気温は約25度でした。

 この日の気温を、後ほどネットで調べると約20度とのことで、汗まみれになりながらも、気温が約5度低ければ、だいぶ楽だと感じた次第です。

 なお、現在、自宅のある浦河町では、最高気温が25度を超えることはまずなく、体が完全に涼しさに慣れてしまっております。

写真36

36.さて、国道を更に【西進】すると、自動車や農機具の販売店が点在する中、「競馬に関するショップ」がありました。

 中を覗くと、カントリー風のお店で、競馬ファンが喜びそうなグッズが、数多く販売されていました。

 

写真37

37.さて、国道を更に【西進】すると、いよいよ門別競馬場用に「車線が片側2車線」となり、ゴールは近いと感じました。

『Ⅴ 門別競馬場【38~53】』

写真38

38.そして、やっと『門別競馬場』の入口に到着。

写真39

39.私は、この競馬場には、競馬未開催日に車で訪れたことがありますが、競馬開催日に訪れるのは、この日が初めてでした。

 「徒歩者専用のゲート」があったので、ここから、中に入ります。

 

写真40

40.競馬場の中に入ると、競走馬が走る「トラックと同じ目線」で、スタンドまで歩くこととなります。

 なお、私は、競馬を直に観戦するのは、「この日が初めて」です。

写真41

41.そして、「スタンド」に到着しますが、まだ、レース開始前なので、誰もいません。

 

写真42

42.上の写真は、スタンド奥にある「競馬場の案内図」の看板です。

写真43

43.まず、「パドック」という所で、競走馬を間近に見ることが出来ました。

写真44

44.なお、この競馬場は、道営の「ホッカイドウ競馬」が開催される競馬場であり、ホッカイドウ競馬「オフィシャルグッズショップ」がありました。

 こんなに素晴らしい娯楽施設があるのに、ここの競馬場は「平日しか開催」しないので、平日に勤めがある人は訪れることが出来ず、非常に残念に思います。

 なお、この日は、私は休暇日でした。

写真45

45.更に、近くには「小さな小屋」が並んでおり、以前訪れた際には、この小屋は何のためにあるのか分かりませんでした。

 この日、初めて知ったのですが、この競馬場の名物「ジンギスカン」を食べるための小屋とのことです。

 なお、私はジンギスカンは大の好物であり、実は、事前にジンギスカンの「予約」をしておりました。 

写真46

46.この日は、天気が良く、しばらく休んで、火照った体も冷やされたので、「屋外」で2~3人前のジンギスカンを一人でいただくことにします。

 第一レースを告げるファンファーレが鳴りましたが、私は「肉を焼く」方に一生懸命です。

 近頃、スーパーでジンギスカンを購入しようとしても、大幅に値上がりをしており、最近では中々食べられないでいました。

 余談になりますが、「道内」のスーパーならどこでも、また、オレンジ色のコンビニでもジンギスカンは購入出来ますが、「道外」だと、私が知る限り、どこのスーパーでもジンギスカンは販売しておらず、改めて、北海道に住んでいて良かったと感じます。

写真47

47.さて、ジンギスカンにすっかり満足した私は、スタンドに戻り、「第2レース」を観戦することにします。

 上の写真は、第1レース開始前のものですが、この競馬場は、1997年(平成9年)に開場した、日本で最も新しい競馬場とのことで、地方競馬場の中では、「最大規模の大井競馬場に並ぶ大きさ」を誇り、実際に競走馬が走るのを想像すると、短距離レースというより、完全に長距離レースのマラソン場のように感じられました。

写真48

48.第2レースのスタートにあたり、どこに「スタートゲート」があるのか分からなかったのですが、大型ビジョンの後方の死角にあったようで、既にスタート!

 その後、競走馬が砂埃を上げながら、自分の目の前を「迫力あげて疾走」して行きますが、この日、初めて見たのが、中継車が競走馬を追いかけるように、一生懸命走る様子です。

 なお、この時点で、私は正直、「ゴール」が何処にあるのか分からないでいました。

写真49

49.しかし、ゴールは、やはり「大型ビジョン前」付近であり、トラックを約4分の3周したことになります。

 後ほど、レース表を見ると、このレースは「1,200m走」とのことでした。

写真50

50.サラブレットたちが繰り広げる熱い闘いを間近で見学し、興奮した私は、手に持った「門別特産のししゃも」を食します。

 「うん。鵡川産よりもうまい!」

 しかし、実際に「ししゃもの包装」を見ると、残念ながら、門別産のししゃもではありませんでした。

写真51

51.ましてや、途中の静内にある○円ショップで購入したものだとは、口が裂けても言うことが出来ません・・・・

 なお、上の写真は、この日の私の「門別シリーズの夕食」ですが、当地でししゃもが捕れるのは、これからの秋の時期なので、写真のししゃもは、前述のスーパーで購入したカラフトししゃもです。

 取り繕うわけではありませんが、当町の東隣町の「Rの湯」の温泉施設に宿泊した際、朝食のバイキング料理で一番人気が高かったのは、ししゃもでしたが、別の日に宿泊した際、朝食にししゃもが無く、別のお客さんが「ししゃもが無い・・・・」と嘆いていたのを、今でも記憶しております。

 また、ししゃもでライバル関係にあると思われる、当町の西隣町の「Sの館」の温泉施設に宿泊した際、夕食はそれなりに豪華な品々が出されたのですが、メインディッシュのししゃもが、大がかりな炭火焼きに対して、2尾しか出されず、改めて「地元ししゃもは高価なもの」と感じた次第です。

写真52

52.さて、レースを終えて感心したのは、競走馬達は、これまで自分達が疾走したトラックを、「逆に引き返し」、賢くトラックから去って行った様子です。

 なお、この後、まだまだ、レースを観戦したかったのですが、残念ながら「バスの時間」に限りがあります。

 次のバスを逃すと、その次のバスが来るのは、約3時間後です。

写真53

53.後ろ髪を引かれる思いで、『門別競馬場前バス停』で「門別本町方面行きのバス」に乗り、今回のウォーキングは終了です。

【以上、ウォーキング距離 推定約11km】

【巻末】「【日高文化歴史散歩】~★ブラ・ラブヒダカに係るポータルサイト(第1章~第24章)!」

★第1章~第5章 (2020.10~21.10)

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★第16章~第20章 (2022.8~22.10)

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★第21章~第24章 (2022.11~22.12)

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「(超一括要約版)日高文化歴史散歩~★ブラ・ラブヒダカ(第1~24章:各章5コマ)!」

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