第4回 総合的な探究の時間の授業を開催しました!
今年度の「ナナイロひだか高校生応援プロジェクト」では、静内高等学校における”総合的な探究の時間”の一環として、2年生の皆さんとSDGsの視点に立った地域課題の解決について考えます。
本プロジェクトの詳細はこちらからご覧ください。
開催概要
日 時 : 令和6年11月28日(木)13:15~15:05
場 所 : 静内高等学校 2階視聴覚室
出席者 : 静内高校2年生の生徒16名
内 容 : ①開会
②グループワーク
③まとめ・振り返り
当日の様子
初めに、地域政策課・井神課長から前回までの学習内容の振り返りを行った後、振興局から、次回の授業(活動報告会)の発表内容や発表の流れについて、実際に使うプレゼン資料のひな型を示しながら説明。
また、授業外でも生徒・先生・事務局がコミュニケーションをとり、進捗状況を共有しながらプレゼン資料の作成を進められるよう、各チームのLINEオープンチャットを開設しました。今後の打合せ等に活用していきます。
その後はdescribe with 高橋代表の進行に移り、発表のテーマ決めを行うに当たって、最初に目指す未来像を設定し、目標実現のために何ができるかを逆算して考える「バックキャスティング」の手法を教わりました。
そして、まずは、グラフィックファシリテーターの古家氏による過去3回の授業内容のまとめを見ながら、これまでに学んだことを振り返り。それをもとに、「こんなことができたらいいな」と思うものを個人でピックアップし、最終的に各チームで発表テーマを一つ決めてもらいました。
各チームのテーマは次のとおり。いずれのテーマも、SDGsを達成する上で重要な経済・環境・社会の3要素の調和が意識されているようです。
経済チーム : 「人口増加で経済を回す」
社会チーム : 「自然を維持しつつ少子高齢化を解決」
環境チーム : 「まちに人を集めるため、まずは経済を改善、そしてまちをキレイに」
次に、高橋氏から、地域資源を活かしてまちの課題を解決するという方法をご紹介いただいた後、各々が思う地元の魅力を洗い出してチーム内で共有。静内高校には、新ひだか町内をはじめ、日高管内の様々な地域から生徒が集まっていることから、食べ物や場所、イベント、景色など、地元高校生だからこそ知っているような地域の魅力が数多く挙げられました。
その後、冒頭で説明のあった「バックキャスティング」を行うための「目指す未来像(課題解決により期待される変化)」と、活動報告会での発表のタイトルを各チームで検討してもらい、今回のグループワークは終了。
最後に、古家氏から授業の内容を「見える化」していただき、講評をいただくとともに、井神課長から授業の総括を行った。