第2回 総合的な探求の時間の授業を開催しました!
今年度の「ナナイロひだか高校生応援プロジェクト」では、静内高等学校における”総合的な探求の時間”の一環として、2年生の皆さんとSDGsの視点に立った地域課題の解決について考えます。
本プロジェクトの詳細はこちらからご覧ください。
★広報紙ほっかいどう9月号に掲載されました!(R6.8.22)
開催概要
日 時 : 令和6年9月11日(水)13:15~15:05
場 所 : 静内高等学校 2階視聴覚室
出席者 : 静内高校2年生の生徒16名
内 容 : ①前回の振り返り
②プレゼンテーション
③まとめ
当日の様子
前回の学習内容を振り返った後、describe with 高橋代表の進行で、経済・社会・環境のチームからプレゼンテーションを行い、各チームの発表の良かった点、気になったワードなどの感想を全体で共有しました。
【プレゼンテーションについて】
初めに、経済チームからは、世界や日本で起こっている物価上昇の現状と考えられる要因について説明。他のチームからは、「難しい言葉を噛み砕いて説明している点が良かった」「バイトをしているが、日本の給料は安いと感じている」といった意見がありました。
次に、環境チームからは、海洋ゴミや海に流出した油による魚への影響、その問題に対して自分たちができる対策について説明。他のチームからは、「自分たちでもできる対策の紹介があったので、自分もやってみようと思った」「ビルジ(船底に溜まる油などの不要液体)など聞いたことがないワードが出てきて、新たな発見につながった」との意見がありました。
最後に社会チームからは、世界や国内で起こっている社会問題から各メンバーがそれぞれ気になっている「宗教」「教育格差」「少子高齢化」「子どもの貧困」「AI」「食料」について調べた成果を発表。他のチームからは、「世界と国内で起こっていることが違っていて興味深かった」「各個人が気になっていることについてまとめられていた点が良かった」といった意見がありました。
プレゼンテーション終了後は、様々な課題を自分事として考えた場合、どのような影響があるのかについて考えたほか、他チームの発表をふまえて自分が気になった課題やアクションについて3つ設定し、次回のチーム再編に向けて共有を行いました。
最後に、井溪課長からGXの概要や北海道と札幌市が指定された「GX金融・資産運用特区」について紹介した後、グラフィックファシリテーターの古家氏から授業の内容を「見える化」していただきました。