日高山脈襟裳十勝国立公園について
令和6年（2024年）6月25日に日高山脈襟裳十勝国立公園が指定されました。
日高山脈襟裳十勝国立公園は、国内では35か所目、道内では7か所目の国立公園となり、道内での新たな国立公園の指定は、昭和62年の釧路湿原国立公園の指定以来、37年ぶりとなりました。
本国立公園は、南北約140km に及ぶ脊梁山脈であり、氷河地形、高山植生及び我が国大の原生流域を擁する日高山脈から、裾野の森林地域を通じて、切り立った海食崖や海成段丘が特徴的な海岸地域までつながる我が国最大の国立公園です。日高山脈が内陸部から海まで延々と連なる雄大さと、その山脈が原生的な自然状態を保ったまま存在する点において我が国を代表するに足りる傑出した自然の風景地です。
公園区域
許可申請
国立公園内では、自然公園法に基づき、工作物の新築や木竹の伐採等の風致景観に影響を及ぼす行為が規制されており、行為を行うにあたって許可や届出が必要となる場合があります。
国立公園における行為規制・申請手続きは環境省北海道地方環境事務所にお問い合わせください。
アポイ岳登山マップ
日高山脈襟裳十勝国立公園夏山登山の心得
手付かずの自然が残る日高山脈。
国立公園内にあり歩道と呼ばれているものも、ほとんどが上級者向けです。
ルール・マナーを守り、各自で安全を確保し、責任ある行動をお願いします。
1．入念な準備をしましょう
2．登山計画書を必ず提出しましょう
3．野生動物に餌を与えたり、近づいたりしないでください
4．貴重な動植物等を採ったり、傷つけたりしないでください
5．ローインパクト（低負荷）な登山を心がけましょう
安全登山で無理なく楽しみ、魅力のある自然を後世に守り伝えましょう。
