「北海道・日高管内の戦後75年間【文化・スポーツ史】概要!」(2022年3月)

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■ さきに当課では、第二次世界大戦後から令和の現在までの「約75年間」、北海道・日高管内の移り変わりを概観するため、下記をとりまとめ、当課HPに掲載しています。

■ このたび、日高管内の文化・スポーツの振興に資するため、対象を「文化・スポーツ」に絞り、改めて戦後史をとりまとめました。

表7 (JPG 43.3KB)

■ なお、本ページは簡略化のため、 次の【❶~❸の3つの分野】に区分し、各3分野内を「各町別」にして、要点を箇条書きにしてまとめています。

【❶文化施設】、【❷文化活動】、【❸スポーツ(施設・活動)】

■ また戦後日本は、各制度が大きく変更したため、各3分野の冒頭、国、道、及び日高管内等の「戦後概要」をとりまとめています。

■ さらに、★~【  】書きの施設等について「写真」を掲載していますので、申し添えます。

日高地方

(参考:日高振興局管内の7町地図~水色)

【主な参考文献】

○「新北海道史第六巻(北海道 昭和52年)」 ○「日高教育史/戦後編(日高教育史編集委員会 平成4年)」 ○「日高管内文化団体連絡協議会創立50周年記念誌(同協会 令和3年)」 ○「日本社会教育史(有信堂 令和3年)」 ○「文化政策学要説(悠光堂 平成28年)」 ○「はじめて学ぶスポーツ政策(アイオーエム 平成31年)」 ○「日高町史(日高町 昭和52年)」 ○「日高町100年記念誌(日高町 平成18年)」 ○「新門別町史(門別町 平成7年)」 ○「平取町百年史(平取町 平成15年)」 ○「続新冠町史(新冠町 平成8年)」 ○「増補改訂静内町史(静内町 平成8年)」 ○「追補静内町史(新ひだか町 平成26年)」 ○「追補三石町史(三石町 平成4年)」 ○「追補三石町史最終版(新ひだか町 平成26年)」 ○「新浦河町史(浦河町 平成14年)」 ○「改訂様似町史(様似町 平成4年)」 ○「新様似町史(様似町 平成5年)」 ○「増補えりも町史(えりも町 平成13年)」 ○「日高の歴史的文化活用資源リスト(日高支庁環境生活課 平成13年)」

【❶文化施設】戦後概要

★ 戦後の国民生活は追い詰められ、文部省は科学心啓培・郷土再建・新日本文化建設・道義高揚を目指して、昭和21年に「新日本文化建設運動」を提唱、同年に文部省は「公民館の設置運営について」を通達、公民館を「郷土における公民学校・図書館・博物館・公会堂・町村民集会所・産業指導所等の機能を兼ねた文化教養機関」と定め、総合的な文化センターとした。

★ 昭和22年に「教育基本法」制定、昭和24年に「社会教育法」制定して社会教育に関する国・自治体の任務を明確化し、社会教育委員・公民館等について規定、さらに同法に基づき、昭和25年に「図書館法」、昭和26年に「博物館法」制定。

★「図書館」は単なる蔵書類閲覧の施設から、読書会・研究会・鑑賞会等のより能動的な社会教育拠点とされ、「博物館」は資料の収集・保管・展示のみならず、公衆の教養・調査研究・レクリエーション等の事業を目的に定め、専門職員の学芸員を置くとした。

★ 道内の「公民館数は急増」、昭和21年度の8館から昭和31年度に396館となり、市町村の半数以上で開設され、次第に活動も盛んとなって昭和27年度の「講座開設数」は182、うち一般学級・青年学級・婦人学級・一般教養が主なもの。

★ 1970年代後半(昭和50年頃)から1990年代前半(平成6年頃)にかけて、全国の自治体で文化施設建設が盛んとなり、それは、1980年代の「文化の時代」「地方の時代」の標語の下、自治体文化行政が進展するとともに、バブル経済により地方税収が上がったことによる。

①-1.(文化施設)日高町

日高町 (PNG 50.9KB)

①ー11.旧日高町

● 公民館的施設が登場するのは、昭和16(1941)年の「日高会館」であり、戦後の昭和22(1947)年 に青年層の熱意により「富岡公民館」開設、昭和23(1948)年に「三岩公民館」開設、昭和24(1949)年に「千栄公民館」開設。

● 昭和37(1962)年に新農村建設事業で「青年研修所」開設、昭和39(1964)年に待望の「日高公民館」が開設、新役場庁舎前で青年研修所と渡り廊下で接続され(平成6(1994)年に解体)、「その他の公民館」は学校体育館へと転用。

● 昭和50(1975)年に日高町開基70周年を機に「郷土資料館」開設し、図書室は同館に移設、昭和57(1982)年に ★~【日高図書館郷土資料館】 開設、同年に文化活動の新たな拠点の ★~【日高町民センター(山村開発センター)】 開設。

● 文部省実施事業の全国10箇所の「国立少年自然の家」が、道内では同町に開設決定され、昭和57(1982)年に開設、平成11(1999)年に日高山脈の優れた自然資源の学習研究拠点となる町立の ★~【日高山脈館】開設、平成16(2004)年には博物館法に基づく「博物館」となる。

★~【日高図書館郷土資料館】【日高町民センター】【日高山脈館】

旧日高町

①ー12.旧門別町

● 昭和36(1961)年に「富川公会堂」開設(昭和57(1982)年に改築)、昭和38(1963)年に ★~【門別中央公民館】 開設(昭和58(1983)年に新築)。

● 町の永年の懸案事項の「福祉センター・スポーツセンター」建設は本町地区と富川地区の誘致合戦の末、昭和53(1978)年に両地区の中間地点に★~【門別総合町民センター(福祉センター)】 開設、図書室を備えて町内一の収容能力施設となる。

● 平成5(1993)年に斬新な外観の ★~【門別図書館郷土資料館】 開設。

★~【門別中央公民館】【門別総合町民センター】【門別図書館郷土資料館】

旧門別町

①-2.(文化施設)平取町

平取町 (PNG 51.5KB)

● 昭和25(1950)年に日高・様似に次ぐ管内三番目の公民館として「紫雲古津公民館」開設、昭和31(1956)年に「荷菜公民館」開設、婦人会・青年会の集会施設として利用され、昭和36(1961)年には道内初の生活館の「二風谷生活館」開設。

● 昭和45(1970)年に公民館機能や図書室を持つ町基幹施設として ★~【平取町民体育館】 開設、昭和47(1972)年に「振内青少年会館」開設、昭和49(1974)年に「貫気別町民センター」開設。

● 開町80周年記念事業で「中央公民館建設」を決め、昭和54(1979)年に ★~【平取町中央公民館】 開設、平成13(2001)年に図書館が入り視聴覚教育拠点ともなる ★~【ふれあいセンターびらとり】 開設。

★~【平取町民体育館】【平取町中央公民館】【ふれあいセンターびらとり】

平取町1

● アイヌ文化施設は、昭和47(1972)年に北海道ウタリ協会運営の ★~【二風谷アイヌ文化資料館】 開設、平成3(1991)年に同館を発展的に移築した町立施設の ★~【二風谷アイヌ文化博物館】 開設、平成22(2010)年に「アイヌ文化情報センター」開設、令和元(2019)年に ★~【アイヌ工芸伝承館ウレシパ】 開設。

★~【二風谷アイヌ文化資料館】【二風谷アイヌ文化博物館】【アイヌ工芸伝承館ウレシパ】

平取町2

● アイヌ文化施設以外でも、昭和62(1987)年に★~【振内鉄道記念館】開設 、平成3(1991)年に ★~【義経資料館】開設 、平成10(1998)年に ★~【沙流川歴史館】 開設。

★~【振内鉄道記念館】【義経資料館】【沙流川歴史館】

平取町3

①-3.(文化施設)新冠町

新冠町 (PNG 51.8KB)

● 昭和37(1962)年に「公民館」開設(昭和56(1981)年に解体)、昭和51(1976)年に山村開発センター事業で「新冠町民センター」開設し、図書室は同センターへ移設。

● 昭和41(1966)年に管内9町組合立(現在は新冠町立)の「日高判官館青年の家」開設、昭和55(1980)年に開町百年記念事業で ★~【新冠町郷土資料館】 開設。

● 平成3(1991)年に町は「レコードの収集・保存」というユニークな文化事業を立て、平成9(1997)年に多目的ホール・図書室等を設置した町文化活動拠点の ★~【レ・コード館】 開設。

● 平成22(2010)年に旧太陽小学校を民間が活用し、世界最大の油彩画等を展示する ★~【太陽の森ディマシオ美術館】 開設。

★~【新冠町郷土資料館】【レ・コード館】【太陽の森ディマシオ美術館】

新冠町

①-4.(文化施設)新ひだか町

新ひだか町 (PNG 51.8KB)

①-41.旧静内町

● 昭和21(1946)年に北海道アイヌ協会設立総会が開催された公会堂を、昭和26(1951)年に町が開基80周年記念事業で増築して「静内町公民館」開設、のち公民館活動は活発化し、昭和27(1962)年に同館に郷土室・図書室を設置。

● 昭和36(1961)年に旧役場庁舎を改造して「郷土館図書館」開設、昭和40(1965)年に文化の殿堂として「静内公民館」開設、昭和44(1969)年に北海道百年・静内町百年記念事業でその隣に「静内町郷土館図書館」開設。

● 昭和49(1974)年に日高広域市町村圏域事業で地域文化振興拠点の文化ホールとして、山手町に「静内文化センター」開設、図書館も同センター内に移設し、郷土館は独立。

● その後の静内公民館の老朽化・地震被害等により、昭和62(1987)年に ★~【静内町公民館・コミュニティセンター】 開設、昭和61(1986)年に集会施設として、町がピュア内に「日高地域振興センター(現地域交流センターピュアプラザ)」開設。

● 平成15(2003)年の十勝沖地震で「静内文化センター」が被災して使用不可となり、同年に図書館は ★~【静内女性センター・みらい】 の大会議室に移設、なお同女性センターは、昭和55(1980)年に道内六番目の「日高地方婦人会館」として開設し、女性の学習活動・研修拠点とされる。

● アイヌ文化施設は、昭和53(1978)年に民族文化の交流・研修施設の「シャクシャイン記念館」開設、その隣にアイヌ文化の伝承・理解を深めるため、町が昭和58(1983)年に ★~【アイヌ民俗資料館】 開設。

★~【静内町公民館・コミュニティセンター】【静内女性センター・みらい】【アイヌ民俗資料館】

旧静内町

①-42.旧三石町

● 昭和26(1951)年に町制施行記念事業で、町民要望に応えて三石本町に「三石公民館」開設して公民館活動は活発化、昭和43(1968)年に新たな社会教育活動拠点の「福祉センター」開設。

● 昭和40(1965)年に町開基90周年記念事業で旧町長室に「郷土館」開設、昭和41(1966)年から「巡回図書館」開設、その後の町開基100年記念事業で新たに「郷土館」建設を決定し、昭和50(1975)年に役場東側に図書館を併設した「郷土館図書館」開設。

①-43.現新ひだか町

● 平成27(2015)年に山手町に ★~【新ひだか町図書館・博物館】 開設、平成29(2017)年に三石本町に図書館三石分館が入る ★~【新ひだか町総合町民センターはまなす】 開設。

★~【新ひだか町図書館・博物館】【新ひだか町総合町民センターはまなす】

新ひだか町

①-5.(文化施設)浦河町

浦河町 (PNG 50.7KB)

● 昭和33(1958)年に大通三丁目に町文化活動の中心となる「労働会館」開設、それまでの「公民館(浦河小学校横)」は翌年解体。

● しかし労働会館は大会議に手狭なため、裏山を切り崩す「改築」決定、昭和44(1969)年に当時道内最大規模の「浦河町福祉センター」開設し、図書館併設。

● その後、町民から「文化ホール」要望の声が高まり、福祉センターは平成6(1994)年に解体、図書館を堺町に仮設、市街地再開発事業で福祉センター跡地は文化複合施設・大型店舗に生まれ変わり、平成8(1996)年に ★~【浦河町総合文化会館・浦河町立図書館】 開設。

● 昭和55(1980)年に勤労青少年のレクリエーション施設として ★~【浦河町勤労青少年ホーム】 開設、平成2(1990)年に「生涯学習専用施設」として日高教育研究所に併設した★~【浦河町生涯学習センター】 開設。

★~【浦河町総合文化会館・浦河町立図書館】【浦河町勤労青少年ホーム】【浦河町生涯学習センター】

浦河町1

● 昭和31(1956)年の浦河町と荻伏村の合併を機に、昭和36(1961)年に旧赤心社事務所を改修し「浦河町郷土館」開設、昭和40(1965)年に堺町会館(大正8年建設の ★~【旧日高支庁庁舎】 のち北海道開拓の村に移設 )に移設して「浦河町立郷土博物館」と改称、従前の本館は荻伏分館とし、その後の昭和53(1978)年に ★~【旧東小学校校舎】 を改修して再移設、昭和55(1980)年に隣接して農林水産省の緑の村整備事業で馬文化に関する ★~【馬事資料館(郷土文化保存伝承施設)】 開設。

● 町内に「美術館」建設気運が芽生え、平成8(1996)年に町出身画家の「伏木田氏作品展」が総合文化会館で開催され、同氏から作品寄贈を受けた町は関係者と協議し、西幌別の「町乗馬公園クラブハウス」を内部改修して、平成10(1998)年に ★~【伏木田光夫美術館】 開設。

★~【旧日高支庁庁舎】【旧東小学校校舎・馬事資料館】【伏木田光夫美術館】

浦河町2

①-6.(文化施設)様似町

様似町 (PNG 50.3KB)

● 昭和23(1978)年に村青年団連盟の熱意で村消防本部を転用して「様似村公民館」開設、以後団体活動に拍車がかかり、昭和30(1955)年に本町に「様似町公民館」開設、一層地域の「社会教育」が進む。

● かつて日高管内一の公民館もその後不十分な施設となり、昭和51(1976)年に大通に ★~【様似町中央公民館】 開設、図書室も移設して「生涯教育の殿堂・集会施設」として広く町民が活用。

● 平成4(1992)年に21世紀を見据えた「教育・文化の中核施設」として、日高管内初の独立図書館の ★~【町立様似図書館】 開設。

● 昭和40(1965)年から町が「文化遺産調査」を開始し、予想以上の保存が判明、昭和42(1967)年に北海道百年記念事業で「日高郷土館」開設し、昭和43(1968)年に ★~【様似郷土館】 と改称。

● 様似町は学術的に貴重な地質・地形を持つため、平成25(2013)年に「アポイ岳ジオパークビジターセンター」開設、平成27(2015)年には「ユネスコ世界ジオパーク」に認定される。

★~【様似町中央公民館】【町立様似図書館】【様似郷土館】

様似町

①-7.(文化施設)えりも町

えりも町 (PNG 50KB)

● 昭和28(1953)年に「幌泉公民館」開設、町社会教育は地道ながら着実に活動を続けるも、同館老朽化に伴い、昭和45(1970)年に町開基90周年・町名改称記念事業で、新たな文化活動拠点の ★~【えりも町福祉センター】 開設して図書室設置、なお「福祉センター」の名の由来は建設費一部に国民年金還元融資を受けたことによるもの。

● 福祉センターで「郷土資料展」の開催時に、町民から多くの民具類が寄せられて「郷土資料館」の計画浮上、昭和56(1981)年に沿岸漁業構造改善事業の特別対策事業で ★~【水産の館】 開設。

● しかし補助要件により展示スペースが不十分で、「新たな郷土学習資料館」の建設の動きが高まり、平成4(1992)年に隣接して道の市町村振興補助金で★~【郷土資料館ほろいずみ】 開設。

● 平成5(1993)年に「えりも岬ビジターセンター風の館構想」を町が発表、平成9(1997)年に国定公園の観光拠点として ★~【襟裳岬・風の館】 開設。

★~【えりも町福祉センター】【水産の館・郷土資料館ほろいずみ】【襟裳岬・風の館】

えりも町

【❷文化活動】戦後概要

★ 戦前戦中と異なり、戦後は多くの人々が「文化活動」に携わり、道内文化団体数は増加、さらに戦後結成された労働組合により「職場文化団体」も多数つくられる。

★ 戦前の社会教育、中でも「青少年教育」は、国策遂行上の体制に取り込まれ、戦後直後に青少年団体は解散させられるも、その後に文部省は「青少年団体設置要領」等通達、道庁も育成を図り、昭和23年に「北海道青年団体協議会」設立、昭和20年代後半には、年齢・職業・性別・趣味等を同じくする「青年の集り」が多くなり、また昭和23年の農業改良普及事業発足に伴う「農村青少年クラブ(四Hクラブ)」の設立もあり。

★ さらに、婦人の地位向上を目指した「婦人教育」も行われ、昭和25年に旭川市で「第一回婦人大会」が開催、その後に「婦人学級」等の講座は大幅に増加、昭和32年に「北海道婦人団体連絡協議会」設立。

★ また、道の昭和27年度予算編成方針で、「福祉社会北海道建設」の理想を掲げられ、全道民の新生活建設の意欲を結集、関係団体の協力により「北海道新生活建設運動委員会」設立、各支庁にも協議会を設立、その推進にあたり「新生活建設モデル町村」の運動を展開して11年間継続。

★ 戦後の文化・芸術活動の特徴として、「教育行政」が密接に関わったことが挙げられ、昭和24年に行政側から「北海道文化団体連合会」設立されるも、機が熟していないため長続きせず、昭和30年前後になり俳句・誌・短歌・演劇等の「全道組織」が設立されたことから、各全道団体が一つになり、昭和33年に「北海道文化団体協議会(文団協)」設立、昭和34年に「第一回北海道文化集会」開催。

★ 昭和45年に北海道及び日高教育局の要望と指導のもと、当時の日高管内9町の文化団体により「日高管内文化団体連絡協議会」設立、毎年、各町巡回で「日高管内郷土芸能祭」(のちの日高管内道民芸術祭)開催。

★ 平成19年に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が改正され、教育委員会の所管事務のうち、「文化(文化財保護除く)・スポーツ(学校体育を除く)に関する事務」は、自治体の判断により首長部局が担当出来るようになり、平成24年に道では原則知事部局へ移管。

★「文化財保護」は、戦前は、大正8年制定の「史蹟名勝天然記念物法」、昭和4年の「国宝保存法」、同8年の「重要美術品等ノ保存ニ関スル法律」等により行われたが、戦後は、昭和25年に「文化財保護法」制定、従来の三法統合のほかに無形文化財を加え、道では昭和28年に「北海道文化財保護条例」制定し、法指定外の道文化財指定と保護を実施、「市町村」でも同様の保護条例を制定したところが多い。

②-1.(文化活動)日高町

日高町 (PNG 50.9KB)

②-11.旧日高町

● 村内各地に青年団設立され、昭和21(1946)年に各青年団の連絡機関の「日高村連合青年団」設立、各青年団は公民館建設に尽力し、文化・スポーツ活動を行う一方、婦人層への参政権付与・道の新生活運動の提唱等により各種目的を掲げた「婦人団体」も誕生。

● 昭和21(1946)年に俳句集団「高風吟社」が設立、地域密着の活動を長く保ち、昭和44(1969)年の「日高町文化協会」設立(当初9団体加入・事務局は町教委)の有力な一翼を担う。

● 昭和40(1965)年から町教委主催・全町民参加を趣旨に「第一回町民文化祭」開催、昭和45(1970)年から「文化協会」も全面的に参加して現在に至る。

● 昭和46(1971)年に日高町山岳太鼓が発表され「日高町山岳太鼓保存会」設立、誕生の背景に観光資源となるユニークな「郷土芸能」が欲しいという切実な声あり。

● 文化財は、昭和45(1970)年に ★~【沙流川源流原始林】が国天然記念物に指定。

②-12.旧門別町

● 村内各地の「青年団」が地域振興に果たした役割は多大であり、昭和22(1947)年に「門別村連合青年団」設立、主な事業は文化・スポーツ活動、昭和31(1956)年に13の町内婦人団体が集まり「門別町婦人団体協議会」設立。

● 昭和25(1950)年頃から主に青年団を核に文化活動が芽生えて「各文化団体」設立、昭和46(1971)年に豊郷小学校長の呼びかけで18サークル代表者が中央公民館に集まり「門別町文化協会」設立、同協会は富川・本町・厚賀の三地区統合の役割や「町民文化祭」開催を担う。

● 近年の「町民文化祭」は発表部門・展示部門を開催、発表部門は三地区毎に開催されるも、サークル数減少等により平成28(2016)年から「三地区合同」となる。

● 文化財は、昭和38(1963)年に「門別冨仁家(トニカ)盛土墳墓群」が道史跡に指定、平成6(1994)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定、平成9(1997)年に「アッペツチャシ跡」が国史跡に指定。

②-13.現日高町

● 平成18(2006)年の旧日高町・旧門別町の合併により「日高町文化協会」設立、日高支部・門別支部毎に文化祭等の事業を継続して、本部で道民芸術祭等を実施。

令和2年「日高町文化協会」 : 加盟団体39団体・人員379名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・日高山岳太鼓保存会(S48) ・日高陶芸クラブ(S59) ・社交ダンス同好会(S54) ・厚賀書友会(S43) ・富川書道同好会(S48) ・陶芸サークル門陶(S59) ・ハンドメイドサークル(S61) ・もんべつ短歌会(S56) ・門別民謡同好会(S54) ・照悟民謡会(S63) ・照翠民謡会(S45) ・厚賀吟詠会(S58) ・富川吟詠会(S43) ・門別吟詠会(S52) ・門別ふれあいダンスクラブ(S41) ・富川カラオケ同好会(S56) ・もんべつ吹奏楽団(S57) ・門別囲碁同好会(S61)

《 平成以後に設立された団体(設立年) 》

・日高伝統舞踊保存会(H17) ・レイ・アロハ(H24) ・DBBダンス研究会(R元) ・音楽を楽しむ会(H15) ・日高山脈ファンクラブ(H12) ・門別書友会(H元) ・華道サークルすみれの会(H3) ・なごみの会(H9) ・編み物サークル(H15) ・フラワーアレンジメントつくし(H17) ・大正琴 琴朋会(H16) ・新舞踊 翠の会(H6) ・SOUL WAVE(H18) ・ティアラクラシカルバレエ(H4) ・厚賀プルメリアフラサークル(H16) ・社交ダンス厚賀(H元) ・フォークダンスすみれの会(H9) ・サウンド富川(H28) ・サウンドサークル(H7) ・カラオケサークル(H25) ・日高町将棋クラブ(H25)

● 文化財は、平成26(2014)年に ★~【飯田家住宅座敷棟】が国登録有形文化財に登録、平成27(2015)年に ★~【飯田家住宅主屋】が 国登録有形文化財に登録。

★~【沙流川源流原始林】【飯田家住宅座敷棟】【飯田家住宅主屋】

日高町

②-2.(文化活動)平取町

平取町 (PNG 51.5KB)

● 「青年団・婦人会」は初期社会教育の中心的役割を担い、地区青年団連携等を目的に戦後いちはやく「連合青年団」設立、平成29(1954)年に各婦人会連携のため「平取町婦人団体協議会」設立、その後は地区青年団は退潮の一方、「農協青年部・商工会青年部・四Hクラブ」の活動が活発化し、婦人団体も同様の展開。

● 昭和23(1948)年に「平取文化協会」設立、昭和47(1972)年に「振内文化協会」設立、昭和48(1973)年に「本町文化協会」設立、昭和52(1977)年に「貫気別文化協会」設立、昭和46(1971)年に各団体を統括する「平取町文化連盟」設立、これらを機に町内サークル活動は年々活発化。

● 昭和30(1955)年前後から「平取文化協会」主体で毎年文化的行事の他、体育行事も行われるも、「各地区協会」設立後は連盟及び各協会主催で「町民文化祭」開催、昭和48(1973)年から現在まで地区毎に開催。

令和2年「平取町文化連盟」 : 加盟団体54団体・人員596名

《 昭和以前に設立された主な団体(設立年) 》

・楢の実俳句会(S44) ・平取美術同好会(S55) ・琴アンサンブルきみかげ草(S45) ・中山民俗舞踊芳誠会(S61) ・振内書道同好会(S47)

《 平成以後に設立された主な団体(設立年) 》

・平取絵手紙の会(H12) ・PandT(H12) ・幌尻太鼓同好会(H6) ・夢幻振乱~むげんしんらん~(H27) ・カントリーサークル(H16)

● 平取町の文化は「アイヌ文化」を抜きに語れず、アイヌ文化の理解と保存・伝承に努めた「萱野茂氏」が昭和28(1953)年頃から活動して、古老からユーカラ等の聞取り・録音・民具の収集活動等を行い、昭和47(1953)年に「二風谷アイヌ文化資料館」開設、その後、平成25(2013)年に「二風谷イタ・アットゥシ」が経産省の伝統的工芸品に本道初指定。

● 文化財は、S58(1983)に「平取町文化財保護条例」制定、S59(1984)に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定、H12(2000)に ★~【北海道大学文学部二風谷研究室(旧マンロー邸)】が 国登録有形文化財に登録、平成14(2002)年に「北海道二風谷及び周辺地域のアイヌ生活用具コレクション」が国重要有形民俗文化財に指定、平成19(2007)年に ★~【アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観】が 国重要文化的景観に選定、平成24(2012)年に「二風谷遺跡群出土品」が道有形文化財に指定、平成25(2013)年に「幌尻岳」が国名勝に指定、平成26(2014)年に ★~【オキクルミのチャシ及びムイノカ】が国名勝に指定

★~【旧マンロー邸】【沙流川流域の文化的景観】【オキクルミのチャシ及びムイノカ】

平取町

②-3.(文化活動)新冠町

新冠町 (PNG 51.8KB)

● 一連の婦人運動の民主化の中で、昭和22(1947)年に「新冠婦人会」設立、その後に地域婦人会・農協婦人会が次々設立され、昭和31(1956)年に「新冠町婦人団体連絡協議会」設立、昭和57(1982)年に明るく住みよい町づくりに寄与するのを目的に、農協青年部・四Hクラブ・漁協青年部・商工会青年部等の8団体が加盟する「新冠町青年団体連絡会議」設立。

● 町の文化活動は昭和30(1955)年の「大水害」の困難から脱した昭和30年代後半から始まり、そのさきがけは「各婦人団体」から誕生した茶道・華道・手芸・読書等のグループ。

● 昭和37(1962)年の公民館開設による各種講座開催をきっかけに「文化サークル」設立、昭和44(1969)年に各文化団体がまとまり「新冠町文化協会」設立。

● 昭和36(1961)年に町教委主催で初めて展示主体の「町民文化祭」開催、昭和45(1970)年に文化協会と町教委共催で「第一回町民文化祭」開催して現在に至る。

● 昭和45(1970)年に町民総意により「新冠町観光協会判官太鼓部」が設立され、昭和57(1982)年に「新冠判官太鼓保存会」と改称し、町の代表的郷土芸能となる。

令和2年「新冠町文化協会」 : 加盟団体37団体・人員604名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・茶道サークル(S36) ・(琴・尺八)いと、たけの会(S54) ・新冠アトリエの会(S53) ・新冠菊の会(S50) ・外崎三絃会(S60) ・新冠華道サークル(S36) ・新冠文芸協会(S58) ・新冠囲碁同好会(S39) ・新冠郷土文化研究会(S59) ・新冠軽音楽愛好会ブルーホース(S48) ・新冠判官太鼓保存会(S45)

《 平成以後に設立された団体(設立年) 》

・墨新会(H12) ・Glow Of Diamonds(R2) ・新冠フォークダンスの会(H11) ・ハーモニカサークル ハルニレ(H15) ・新冠書院(H6) ・こまどり民謡会(H5) ・笑アロ・健康体操・ヨガ(H29) ・ヨガサークル(H27) ・此の経 短歌サークル(H11) ・パッチワークお針箱(H21) ・レ・コード館ダンス舞(H17) ・虹の糸サークル(H13) ・ワクワクサークル(H24) ・新冠民族文化保存会(H元) ・健康ダンスの会(H17) ・日高 生と死を考える新冠の会(H7) ・新冠陶芸サークル(H7) ・新冠カピリフラサークル(H15) ・合唱団Vol(H10) ・Snow DropーS(H27) ・シングシング(H17) ・にいかっぷ重軽音楽部(H25) ・市民劇団『ど・こ~れ新冠』(H10) ・ルノールバレエグループ(H16) ・にいかっぷネイチャーズクラブ(H14) ・新冠カラオケ協会(H20)

● 文化財は、昭和43(1968)年に ★~【新冠泥火山】が道天然記念物に指定、平成6(1994)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定、平成25(2013)年に ★~【幌尻岳】が国名勝に指定。

②-4.(文化活動)新ひだか町

新ひだか町 (PNG 51.8KB)

②-41.旧静内町

● 戦後は全町各地区に青年団が設立され、昭和26(1951)年に「静内町青年団体連絡協議会」設立、昭和63(1988)年に明るく住みよい町づくりに寄与するのを目的に、農協青年部・四Hクラブ・漁協青年部・商工会青年部等の8団体で構成する「ふるさとづくり青年連絡会議」設立、一方で戦後の失意から立ち直り、婦人地位向上を目指した「各婦人会」が設立され、昭和28(1953)年に「静内町婦人団体連絡協議会」設立。

● 昭和51(1976)年に自治会のほか、農協・漁協・商工会等の青年部・婦人部等で構成する「静内町新生活運動推進協議会(のちの静内町まちづくり運動協議会)」設立。

● 町の文化活動は、昭和20(1945)年末の文芸同人誌「シベチャリの街」発行に始まり、昭和25(1950)年に「静内町文化連盟」設立、昭和20年代から「静内町文化祭」開催、以後は多くの文化団体・サークルが活動を続けて、昭和62(1987)年に開設の「静内町公民館・コミュニティセンター」が町民の積極的な活動の場となり、平成3(1991)年に優良公民館として「文部大臣表彰」受賞。

● 文化財は、昭和38(1963)年に「静内御殿山墳墓群」が道史跡に指定、昭和43(1968)年に「静内御殿山墳墓群出土の遺物」が道有形文化財に指定、昭和59(1984)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定、平成9(1997)年に ★~【シベチャリ川流域チャシ群】が 国史跡に指定、平成15(2003)年に「静内町文化財保護条例」制定。

★~【新冠泥火山】【幌尻岳】【シベチャリ川流域チャシ群】

新冠町静内町

②-42.旧三石町

● 昭和21(1946)年に「連合青年団」設立したのち「三石町青年団体協議会」設立、昭和27(1952)年に「連合婦人会」設立したのち「三石町婦人団体連絡協議会」設立、昭和27(1952)年に「新生活建設運動モデル町村指定」を受け、昭和32(1957)年に「新生活実践連合会」設立。

● 昭和30年代に三石・延出・本桐・歌笛の「4地区の文化委員会」が設立され、各文化サークルは地区単位で運営し、昭和38(1963)年に「三石町文化団体連絡協議会」設立、その後に新たな文化サークルが誕生し、全町的な連携を図る気運が高まって昭和52(1977)年に「三石町文化協会」設立。

● 文化祭行事は町内各地で多彩に開催されるも、幅広い町民参加の文化継承・文化創造をテーマに、昭和47(1972)年に「第一回町民文化祭」開催。

● 文化財は、昭和49(1974)年に「三石町文化財保護条例」制定、平成6(1994)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定。

● 平成17(2005)年に「淡路豊年桝踊り」「歌笛越前踊り」が町無形文化財に指定、前者は「兵庫県淡路島」から延出地区へ集団入植した人々により、後者は「福井県大野地方」から歌笛・川上地区へ集団入植した人々により伝えられたもの。

②-43.現新ひだか町

● 平成18(2006)年の旧静内町と旧三石町の合併により「新ひだか町文化団体連絡協議会」設立。

令和2年「新ひだか町文化団体連絡協議会」 : 加盟団体57団体・人員807名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・静内フォートクラブ(S32) ・友光クラブ(S62) ・日本習字静内書友会(S46) ・静内書道協会静内書院(S58) ・ぺてかり俳句会(S24) ・静内染退俳句会(S59) ・静内こまどり民謡会(S52) ・章静民謡三絃会(S46) ・しずない三曲研究会(S56) ・静内染退太鼓(S50) ・日本詩吟学院岳風会静内支部(S32) ・謡秀民謡会(S61) ・三石詩吟同好会(S43) ・静内花柳涼の会(S56) ・歌笛すみれ民謡会(S58) ・静内フォークダンス協会(S33) ・静内社交ダンス同好会(S38) ・三石ダンス愛好会(S54) ・しずない吹奏楽団(S50) ・静内プレクトラムアンサンブル(S40) ・静内合唱団ブリューテ(S57) ・静内囲碁倶楽部(S39) ・静内将棋同好会天狗クラブ(S52) ・日高静内アマチュア無線クラブ(S42) ・静内おやこ劇場(S58) ・三石かるた同好会(S48) ・下の句かるた同好会(S45) ・三石囲碁同好会きさらぎ会(S49) ・池坊春光会(S23) ・池坊澁井社中(S36) ・裏千家澁井社中(S38) ・MOA美術光輪花クラブ(S51) ・華道彩の会(S25) ・静内民族文化保存会(S48) ・延出郷土芸能保存会(S45) ・三石神社獅子舞保存会(S45)

《 平成以後に設立された団体(設立年) 》

・淡彩画蒼い風サークル(H2) ・三石書道会(H11) ・木工友の会(H6) ・詩菊民謡三絃会(H24) ・日向ひょっとこ踊り北海道三石愛好会(H19) ・外崎三絃会(R元) ・静内フラサークル(H12) ・アロハ・フラ・サークル マナ・オラナ(H20) ・ルノールバレエグループ(H16) ・大正琴日高恵み会(H5) ・新ひだか町カロオケ協会(H20) ・ミントン・ジュニア・ジャズ・オーケストラ(H30) ・三石軽音楽同好会(H16) ・歌笛カラオケ同好会(H17) ・三石カラオケ同好会(H29) ・川上カラオケサークル(H14) ・Happy Cinema Club(H25) ・新ひだか町囲碁愛好会(H15) ・茶道裏千家緑翠会(H29) ・静内小唄保存会(H19) ・三石民族文化保存会(H4)

②-5.(文化活動)浦河町

浦河町 (PNG 50.7KB)

● 昭和21(1946)年に各部落に「青年会」誕生、昭和31(1956)年の浦河町と荻伏村の合併を機に、浦河連合青年会・荻伏連合青年会の有志が集まり、昭和32(1957)年に「浦河青年団体協議会」設立、その後の時代の趨勢で町市街青年会は消滅して郡部のみ残る「ドーナツ化現象」が起き、一方の女性団体はその連携等を目的に昭和29(1954)年に「浦河町女性団体連絡協議会」設立、以後活発な活動を展開。

● 昭和32(1957)年の「文化祭」で、文化団体間の連絡調整が無い等の反省を踏まえ、混声合唱団木曜会や映画・軽音楽サークルの申し合わせで、昭和33(1958)年に「浦河文化協会」設立、その後に文化団体加入も増えて活動は活発化し、現在は「町民芸術祭」を開催、昭和57(1982)年から「文藝うらかわ」発刊。

令和2年「浦河文化協会」 : 加盟団体25団体・人員298名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・浦河美術協会(S30) ・浦河絵画クラブ友の会(S60) ・浦河囲碁同好会(S31) ・浦河混声合唱団木曜会(S29) ・浦河女性コーラスコール・リュミエール(S56) ・うらかわ町民吹奏楽団(S47) ・浦河華道協会(S44) ・NDC近代和装教育連盟浦河教室(S60) ・装道礼法きもの学院認可連盟浦河地区(S63) ・浦河盆栽同好会(S45) ・(公社)日本詩吟学院岳風会北海道樽前岳風会浦河支部(S42) ・詩吟朗詠錦城会浦河道場(S49) ・浦河かぶら俳句会(m37) ・はるにれ短歌会浦河支部(S57) ・浦河アイヌ文化保存会(S35) ・音羽流浦河菊釉会(S60) ・大正琴涼の会(S62) ・ダンスサークルブリスター(S50)

《 平成以後に設立された団体(設立年) 》

・エンドレスフィメール(H元) ・陶芸サークル(H7) ・スタンドグラス虹の会(H4) ・喜多流東遊会(H13) ・ソシアルダンスファースト会(H9) ・浦河フォークダンス同好会(H3) ・フラサークルカマレイ(H15) 

● 文化財は、昭和55(1980)年に「浦河町文化財保護条例」制定、昭和59(1984)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形民俗文化財に指定。

②-6.(文化活動)様似町

様似町 (PNG 50.3KB)

● 戦後直ちに青年壮年層は時代認識の基盤を団体に求めて町内各地に団体設立、その「協議組織」が設立され、婦人団体も戦前の惰性から逐次時代要求により改編され「町内連絡協議会」設立。

● 町内活動の6文化団体の連携の機が熟し、昭和41(1966)年に「様似町文化協会」設立、同会設立時の「様似町文化祭」は様似小学校で作品展示会開催するも、昭和47(1972)年のスポーツセンター開設後は、同センターで「芸能発表会」も実施、昭和51(1976)年の中央公民館開設後は、年を追って内容も充実して現在に至る。

令和2年「様似文化協会」 : 加盟団体25団体・人員176名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・うのとり吟社(S21) ・書道会(S42) ・水墨彩画同好会(S60) ・いずみ舞踊同好会(S48) ・人形劇サークルかくれんぼ(S57) ・ソシアルダンス愛好会(S62) ・音羽流菊釉会(S63) ・茶道会(S49) ・囲碁同好会(S31) ・将棋同好会(S53) ・カルタ同好会(S46)

《 平成以後に設立された団体 》

・写真愛好会 SPA ・大正琴サークルかたつむり会 ・社交ダンスあやめ会 ・フラダンスサークルマカホウ ・ヴァイオリンサークルドルチェ ・民翔会 ・さまにアポイ太鼓(R2退会) ・仙覚流 ・日向ひょっとこ踊り ・琴音の会 ・華道会池坊 ・まんまの会 ・ヨガサークル ・ゲーム愛好会 ・ウトマ健康麻雀の会

● 文化財は、昭和27(1952)年に ★~【アポイ岳高山植物群落】が 国特別天然記念物に指定、昭和40(1965)年に「様似町文化財保護条例」制定、平成6(1994)年に「アイヌ古式舞踊」が国重要無形文化財に指定、平成17(2005)年に ★~【蝦夷三官寺等澍院関係資料】が 国重要文化財に指定、平成30(2018)年に ★~【様似山道】が 国史跡に指定。

★~【アポイ岳高山植物群落】【蝦夷三官寺等澍院関係資料】【様似山道】

様似町

②-7.(文化活動)えりも町

えりも町 (PNG 50KB)

● 戦後に集落毎に「青年団」が自然発生し、昭和23(1958)年に「青年団体連絡協議会」設立され、文化・スポーツ活動を実施、昭和49(1974)年に同協議会の他に漁協・農協・商工会の青年部等がまとまり「えりも町青年団体連盟」設立、一方の婦人団体は町内7団体連携のため昭和33(1958)年に「幌泉村婦人団体連絡協議会」設立、つけものコンクールをはじめとする各種活動実施。

● 昭和45(1970)年の町福祉センターの完成により、文化活動の場が確保されて気運が一気に高まり、昭和46(1971)年に「えりも町文化協会」設立、同年に同会主催により「第一回文化祭」開催されて現在に至り、平成4(1992)年から「文藝えりも」も発刊。

令和2年「えりも町文化協会」 : 加盟団体16団体・人員282名

《 昭和以前に設立された団体(設立年) 》

・えりも吟社(S47) ・東洋文化書道会(S52) ・池坊えりも花友会(S54) ・えりも囲碁同好会(S47) ・しお風コーラス(S60)

《 平成以後に設立された団体(設立年) 》

・小町会(H元) ・日本習字えりも支部(H7) ・こいずみピアノ教室(H元) ・中山流民俗舞踊木の実会(H6) ・えりもダンスサークルE-Heart's(H27) ・えりもヨガ同好会(H23) ・太極拳を楽しむ会(H20) ・えりも手話サークル(H31) ・カラオケ歌仲間(H14) ・歌露和太鼓 西風(H30) ・えりも町民吹奏楽団(H14)

● 文化財は、昭和52(1977)年に「えりも町文化財保護条例」制定、平成22(2010)年に ★~【襟裳岬】 が国名勝に指定、平成30(2018)年に ★~【猿留(さるる)山道】が国史跡に指定、令和元(2019)年に ★~【幌泉灯台記念塔】 が国登録有形文化財に登録。

● 平成21(2009)年に「えりも駒踊り」「襟裳神楽」が町無形文化財に指定、前者は「旧南部藩」からの移住者により伝えられ、昭和10(1935)年に住吉神社の秋例大祭で踊られたのが始まり、後者は航海難所の襟裳岬沖を通る船安全と大漁を祈願し、文化11(1814)の「襟裳神社建立以後」受け継がれているもの。

★~【襟裳岬】【猿留(さるる)山道】【幌泉灯台記念塔】

えりも町

【❸スポーツ(施設・活動)】戦後概要

★ 戦後、いち早くスポーツに取り組んだのが青年達で、各町で盛んに競技会等開催、「各町体育協会の各部」も、昭和32年頃に陸上・野球・庭球・籠球・相撲・柔道・山岳・羽球・排球等が組織化、その後の10年位の間に水泳・スケート・洋弓・卓球・剣道等も順次組織化。

★ 昭和39年の東京オリンピック開催決定を機に、昭和36年に体制整備一環として、議員立法で「スポーツ振興法」制定、「この法律において「スポーツ」とは、運動競技及び身体運動(キャンプ活動その他の野外活動を含む。)であって、心身の健全な発達を図るためにされるもの」とスポーツを定義。

★ 昭和37年の「日本スポーツ少年団本部」設立後、各町とも少年団の組織化に努め、計画的活動が進められる。

★ 日高管内の「体育館」は、昭和37年に浦河町が堺町小学校との併用で開設したのが最初、単独では昭和43年に静内町、昭和45年に平取町、昭和47年に様似町、昭和48年に三石町・浦河町、昭和54年に門別町、昭和56年にえりも町、昭和59年に日高町で開設、この建設ラッシュは日高管外も同様の傾向で、昭和47年から昭和52年頃がピーク。

★ 昭和47年の札幌オリンピック開催を機に、道内各地で「スキー場・スケート場」が急速に整備され、各種の全国的・国際的スポーツ大会も開催。

★ 平成18年にトップアスリート強化等を念頭に、「スポーツ振興法」改正の動きが活発化、平成23年に議員立法で「スポーツ基本法」制定、国民のスポーツ権や国・自治体の責務等を規定し、平成27年にスポーツ行政を一元化する「スポーツ庁」設置。

③-1.(スポーツ)日高町

日高町 (PNG 50.9KB)

③-11.旧日高町

● 戦後は「部落会・青年団」により運動会・陸上競技大会が開催され、昭和27(1952)年に「日高村体育連盟(のちの日高町体育協会)」設立、同年に「第一回3地区(日高・占冠・振内)対抗陸上競技大会」開催、昭和31(1956)年に村開基50周年記念行事で「第一回村民運動会(のちの町民体育祭)」開催、各種スポーツ行事も開催され、各スポーツ少年団も誕生して、昭和44(1969)年に町協会からスポーツ少年団旗が授与されて「日高町スポーツ少年団」設立。

● 昭和43(1968)年に「町営球場」開設、昭和43(1968)年に「町営プール」開設、昭和45(1970)年に「町営スケートリンク」開設、昭和47(1972)年に ★~【日高国際スキー場】 開設、昭和50(1975)年に「町営テニスコート」開設、昭和59(1981)年に ★~【日高町総合体育館】 開設。平成6(1994)年に ★~【森の広場・サッカー場】 開設。

★~【日高国際スキー場】【日高町総合体育館】【森の広場・サッカー場】

旧日高町

③-12.旧門別町

● 昭和33(1958)年に町内各競技団体を傘下とする「門別町体育協会」設立、同年に地区対抗の「第一回全門別町民運動会」開催、各種スポーツ行事も開催され、「門別町スポーツ少年団本部」も設立。

● 昭和46(1971)年に ★~【町営富川球場】 開設、昭和54(1979)年に ★~【スポーツセンター】 開設、平成元(1989)年に ★~【町民スケートリンク】 開設。

★~【町営富川球場】【スポーツセンター】【町民スケートリンク】

旧門別町

③-13.現日高町

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「日高町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 日高町のスポーツクラブ数3、スポーツ少年団員数174名

③-2.(スポーツ)平取町

平取町 (PNG 51.5KB)

● 昭和25(1950)年に「平取村体育連盟」設立され、昭和38(1963)年に「平取町体育協会」と改称、同協会と自治会等との共催で「町民運動会」開催、各種スポーツ行事も開催され、昭和44(1969)年以降「各スポーツ少年団」も誕生して、昭和50(1975)年に町協会から分離する形で「平取町スポーツ少年団協議会」設立、それに伴い「青少年会館」等の施設整備が進展。

● 昭和25(1950)年に義経公園下に「平取総合グランド」開設、昭和34(1959)年に平取観光協会がオバウシナイ川横に日高管内最初の「コンクリートプール」開設、その後町内各地に「町民プール」開設。

● スポーツサークルは年々増加するも、大規模施設が無い状況で町民要望もあり、昭和45(1970)年に開町70周年記念事業で ★~【平取町民体育館】 開設、同年に ★~【みどりが丘総合グラウンド】 開設、昭和50(1975)年に町企業誘致により「平取カントリークラブ」開設、昭和58(1983)年に「二風谷ファミリーランド運動公園」開設、平成2(1990)年に振内に ★~【町民カーリング場】 開設。

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「平取町スポーツ連盟」

● 平成30年道調査 : 平取町のスポーツクラブ数24、スポーツ少年団員数76名

★~【平取町民体育館】【みどりが丘総合グラウンド】【町民カーリング場】

平取町

③-3.(スポーツ)新冠町

新冠町 (PNG 51.8KB)

● 戦前から特に「陸上競技」が盛んであり、昭和30年代から起きたスポーツ熱を背景に昭和34(1959)年に民間主導で「新冠町体育協会」設立、昭和30年頃から陸上競技が校下運動会に併せ行われ、協会設立とともに「第一回村民体育大会」開催、各種スポーツ行事も開催され、昭和40年代からいくつか「スポーツ少年団」が活動、昭和60(1985)年にこれらがまとまり「新冠町スポーツ少年団本部」設立。

● 昭和46(1961)年に ★~【町民スポーツセンター】 開設され室内競技が盛んとなる一方、昭和59(1984)年に ★~【全天候型テニスコート】 開設、平成4(1992)年に「(有)にいかっぷホロシリ乗馬クラブ」が馬場開設。

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「新冠町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 新冠町のスポーツクラブ数18、スポーツ少年団員数137名

★~【町民スポーツセンター】【全天候型テニスコート】

新冠町

③-4.(スポーツ)新ひだか町

新ひだか町 (PNG 51.8KB)

③-41.旧静内町

● 昭和21(1946)年の戦後間もない中で、スポーツに熱意ある同志が集い「静内町体育連盟」設立され、昭和26(1951)年に「静内町体育協会」と改称、昭和43(1968)年の町体育館開設を機に体育協会・町教委が「少年団」育成を決め、協会傘下に「静内町スポーツ少年団本部」設立、昭和54(1979)年に協会から独立するも、平成8(1996)年に再び協会傘下となる。

● 昭和38(1963)年に「屋外水泳プール」開設、昭和43(1968)年に開道百年記念事業で ★~【静内体育館】 開設、昭和45(1970)年に「静内町屋内プール館」開設、昭和49(1974)年に真歌公園に「野球場」開設、昭和51(1976)年に日高管内初の ★~【武道館】 開設。

● 平成元(1989)年に町は生涯スポーツ振興のため「スポーツ都市宣言」を行い、平成2(1990)年に ★~【古川公園野球場】 開設、平成6(1994)年に道内屈指の ★~【静内温水プール】 開設、平成13(2001)年に町民の乗馬施設として「ライディングヒルズ静内」開設。

● 静内川右岸緑地の都市計画整備事業で、平成3(1991)年に ★~【スケートリンク】 開設、平成4(1992)年に「パークゴルフ場」開設、平成5(1993)年に ★~【テニスコート】等を相次ぎ開設。

★~【静内体育館】【武道館】【古川公園野球場】

静内町1

★~【静内温水プール】【スケートリンク】【テニスコート】

静内町2

③-42.旧三石町

● 昭和23(1948)年に町内の各地区体育会の連携のため「三石村体育連盟」設立され、昭和37(1962)年に陸上競技主体から脱皮するため「三石町体育協会」に改組、昭和40(1965)年から四年に一度「町民運動会」開催し、各種スポーツ行事も開催。

● 昭和48(1973)年に ★~【三石スポーツセンター】 開設、昭和51(1976)年に「町営スキー場」開設、昭和52(1977)年に「町民テニスコート」開設、昭和58(1983)年に「旭ヶ丘運動広場」開設、昭和62(1987)年に ★~【緑ヶ丘公園球場】 開設、平成7(1995)年に ★~【三石海浜公園海水浴場】 開設。

★~【三石スポーツセンター】【緑ヶ丘公園球場】【三石海浜公園海水浴場】

三石町

③-43.現新ひだか町

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「新ひだか町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 新ひだか町のスポーツクラブ数20、スポーツ少年団員数384名

③-5.(スポーツ)浦河町

浦河町 (PNG 50.7KB)

● 戦後のスポーツを楽しむ気運醸成から、いくつか「スポーツ連盟」が設立され、体育関係者の熱意により昭和29(1954)年に「浦河体育協会」設立、加盟団体も年々増加し、各種スポーツ行事も開催され、昭和29(1954)年の柔道少年団を皮切りに相次ぎ「各スポーツ少年団」誕生して、昭和57(1982)年に協会や町教委との連携強化のため「浦河スポーツ少年団本部」設立。

● 昭和25(1950)年に「潮見ヶ丘球場」開設、昭和37(1962)年に日高管内初の体育館の「浦河町体育センター」開設、昭和40(1966)年に「町営幌別スケート場」開設、昭和43(1968)年に堺町に ★~【浦河町総合グラウンド】 開設、昭和46(1971)年に ★~【潮見ヶ丘球場】 大改修して ★~【テニスコート】 併設、昭和48(1973)年に待望の ★~【浦河町ファミリースポーツセンター】 開設、昭和63(1988)年に ★~【浦河町民プール】 開設、平成2(1990)年に総合グラウンドから緑町に移設した ★~【浦河町スケートリンク】 開設、平成5(1993)年に「浦河町乗馬公園」開設。

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「浦河町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 浦河町のスポーツクラブ数97、スポーツ少年団員数296名。

★~【浦河町総合グラウンド】【潮見ヶ丘球場】【テニスコート】

浦河町1

★~【浦河町ファミリースポーツセンター】【浦河町民プール】【浦河町スケートリンク】

浦河町2

③-6.(スポーツ)様似町

様似町 (PNG 50.3KB)

● 昭和22(1947)年に野球関係者が中心となり「様似村体育連盟」設立され、昭和53(1978)年に「様似町体育協会」に改組、また、町制施行を記念して昭和27(1952)年に地区対抗の「第一回町民運動会」開催、各種スポーツ行事も開催され、昭和30年代後期頃から「各スポーツ少年団」誕生して、昭和50(1975)年に体育連盟内に「様似町スポーツ少年団本部」設立。

● 昭和58(1983)年の体育協会要望により、町が「生涯スポーツの町」宣言、同宣言により町が新たな生涯スポーツを企図し、昭和61(1986)年に町体育指導委員協議会が中心となり「テニポン」考案。

● 高度経済成長以前のスポーツ活動の場は「学校」に依存していたが、社会体育振興を重点施策とした町は、昭和48(1973)年に ★~【様似町スポーツセンター】 開設、昭和58(1983)年に潮見台に山村振興農林漁業特別対策事業で「山村広場総合グラウンド」を完成させ、 ★~【野球場】 ★~【ソフトボール場】「陸上競技場(兼サッカー場)」開設、平成2(1990)年に旧様似高校校舎の一部を譲り受けて「様似町生涯スポーツ研修センター」開設。

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「様似町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 様似町のスポーツクラブ数19、スポーツ少年団員数73名

★~【様似町スポーツセンター】【野球場】【ソフトボール場】

様似町

③-7.(スポーツ)えりも町

えりも町 (PNG 50KB)

● 昭和21(1946)年に「第一回村内青年陸上競技大会」開催、町のスポーツは陸上競技が中心なるも、野球や屋内スポーツも盛んとなり、昭和43(1965)年に日高管内一の「スケートリンク」開設、昭和44(1969)年に町開基90周年・町名改称記念事業のプレ大会として「第一回町民運動会」開催、昭和46(1971)年に10団体が加盟する「えりも町体育連盟(のちの体育協会)」設立、各種スポーツ行事も開催され、スポーツ公園完成とともに「各スポーツ少年団」も誕生し、昭和57(1982)年に「えりも町スポーツ少年団本部」設立。

● 若者が定着する魅力ある町づくりのため、昭和46(1971)年に当時の町長が「スポーツ公園建設構想」を提唱、昭和49(1974)年から造成、昭和53(1978)年に ★~【野球場】★~【陸上競技場】 開設、昭和54(1979)年に「多目的広場」「テニスコート」開設、昭和56(1981)年に ★~【町民体育館】 開設してスポーツ公園構想完了。

● 現在の北海道スポーツ協会加盟団体は「えりも町スポーツ協会」

● 平成30年道調査 : 様似町のスポーツクラブ数19、スポーツ少年団員数118名

★~【野球場】【陸上競技場】【町民体育館】

えりも町

(参考)【日高の歴史・文化の世界へ】ポータルサイト!

【当該サイトの主な掲載内容】

  1. 「日高の歴史的文化活用事業(日高の歴史的文化活用資源【リスト】)」
  2. 「北海道・日高管内の【博物館・美術館等】一覧~21!」
  3. 「北海道・日高管内の【文化財・遺産等】一覧!」
  4. 「北海道・日高管内の【主な文化ホール・映画館・公民館・図書館等】一覧!」
  5. 「日高管内・各町別【コミュニティセンター等】一覧!」
  6. 「北海道・日高管内の【各種スポーツ施設等】一覧!」
  7. 「【日高文化歴史散歩】~ブラ・ラブヒダカ!」
  8. 「【日高のあゆみ】~日高支庁百年記念誌~」
  9. 「【日高開発史】~日高支庁八十年記念誌~」
  10. 「(概略版)日高の【戦後史(75年間)】年表 × 2021年現在写真集!」
  11. 「北海道・日高管内の戦後75年間【文化・スポーツ史】概要!」
  12. 「北海道・日高管内の戦後【市民活動史 (町内会・青年女性団体・NPO等) 】概要!」
  13. 「全国・全道・日高管内の【戦後・交通安全史】概要!」
  14. 「北海道・日高管内の【主な縄文遺跡】× 2021年秋現在写真集!」
  15. 「北海道・日高管内の【主な擦文・アイヌ文化期の遺跡及びチャシ跡】× 2022年秋現在写真集!」
  16. 「文化振興に係る【各ホームページ】へのリンク集」

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