地震に備える
地震はあらかじめ予知することが困難ですので、大きな地震が発生すると被害が非常に大きくなってしまいます。
記憶に新しいところでは、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災や釧路沖地震(H5.1.15)、 北海道南西沖地震(H5.7.12)、北海道東方沖地震(H6.10.4)などで大きな被害がでております。
管内では、昭和57年3月21日の浦河沖地震を思い起こしますが、過去には、昭和27年の十勝沖地震、昭和35年のチリ沖地震、 昭和43年の十勝沖地震などにより多くの住民が負傷したり、住宅や漁船などに大きな被害を及ぼしております。
日高地方南部から浦河沖にかけては、地震活動の活発な地域の一つに数えられており、 日ごろから地震に対する対策や心構えを身につけ、被害を最小限に押さえるよう努めましょう。
《普段の備え》
- 室内の安全確保
- 家具類の転倒防止をしておくとともに、高いところに重い物を置かないようにしましょう。
- ガラスにはフィルムを貼っておくなどの破壊飛散防止をしておきましょう。
- スリッパや懐中電灯を手近なところに用意しておきましょう。
- 暮らしを守る備え
- 水は生命を維持するために1人1日3リットル必要ですので、家族の数に合わせて多めに用意しておきましょう。
- 食料は、保存のできるもの(缶詰やレトルトのごはんやアルファ米、缶詰や瓶詰めのおかずなど)最低3日分用意しておきましょう。
- 火が使えないことがありますので、卓上コンロや固形燃料を用意しましょう。
- 電気が使えないことがありますので、懐中電灯を一人1個用意しましょう。
- 正しい情報を聞くためにラジオを用意しましょう。
《地震のときの心構え》
- 家の中にいるときは
- 揺れを感じたらすぐに火の元を点検し、あわてて外に飛び出さず、座布団などで頭を守り、 丈夫な机やテ-ブルなどの下に隠れるなど身の安全を守りましょう。
- 中高層住宅(マンションなど)では、玄関ドアや避難通路の戸を開けましょう。
- 外出しているときは
- 塀や自動販売機などのそばから素早く離れましょう。また、看板などの落下物から頭部を守るようにしましょう。
- 窓やショ-ウィンドウなどのガラスの破片、看板や壁面の落下を避け、建物から急いで離れましょう。
- 列車、バスでは乗務員の指示に従いましょう。また、駅、列車内にいるときは路線に入らないようにしましょう。
- デパ-トやス-パ-、ホテル、地下街などの大勢の人が集まる場所では、階段や非常口に駆け寄らず、係員の指示に従いましょう。
- 車を運転しているときは
- 地震を感じたら左端に寄せて停車し、カ-ラジオで情報を聞き、規則に従って行動しましょう。
- 海の近くでは
- 強い地震の時は、津波警報の有無にかかわらず避難の判断と準備をしましょう。
- 海岸に行楽に出かけているとき地震を感じたら、すぐに高所に避難しましょう。
【避難場所などのお問い合わせ先】
・各町役場までお問い合わせ下さい。
このページに関するお問い合わせは
日高振興局地域創生部地域政策課(防災係)
《電話0146-22-9075》
hidaka.chisei1@pref.hokkaido.lg.jp