令和7年度第2回 北海道富川高等学校共創コンソーシアム会議
「富高MA+CHプロジェクト」とは、北海道教育庁で実施している「北海道MA+CHプロジェクト」の指定校となった富川高校が、地学協働コーディネーターと地域の多様な方々による「北海道富川高等学校共創コンソーシアム」を通じて、地域と学校が共に学び合い、地域課題に主体的に向き合う人材の育成を目指す取組です。
日高振興局では、この取組を「ナナイロひだか高校生応援プロジェクト」の一環として位置付け、若手職員を委員として派遣することで、コンソーシアムに参画し、両プロジェクトの連携を通して地域社会への貢献と持続可能な人材育成を図ります。
開催概要
日 時 :令和8年2月3日(火)15:30~16:30
場 所 :富川複合施設「とみくる」
内 容 :次のとおり
○校長挨拶(富川高等学校 佐々木校長)
○議事(1) 今年度の振り返り
○議事(2) 「とみくる」を活用した新たな挑戦
○議事(3) まとめ
当日の様子
町内外の教育機関や大学・研究機関、自治体、民間企業など多様な主体の参画のもと、今年度第2回目となるコンソーシアム会議が開催されました。
会議ではまず、今年度の富川高等学校の取組について報告があり、次のような特色ある取組が紹介されました。
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地域と学校がともに学ぶ取組 |
水に関する探究的な学習において地域の方々の協力のもとフィールドワークを実施したほか、R7年10月にオープンした富川複合施設「とみくる」を活用して授業内外で様々な活動を展開。 |
| 小中高連携 |
富高生が制作した地域の下水道インフラについて学べるすごろく教材を使い、地元小学生との合同授業を実施するなど、学校間の垣根を越えて共に学ぶ取組を展開。 |
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地学協働コーディネーターとの連携 |
令和7年度から新たに「地学協働コーディネーター」を委嘱し、「富高ゼミ」の中でインタビューにご協力いただくなど、生徒との直接の対話を通じて探究的な学習を支援いただいた。 |
次に、富川高校生徒会のメンバーから、学校祭の一部を「とみくる」で開催したいという提案があり、これに対してコンソーシアム委員が各々の意見を述べました。
この提案の背景にあるのは、「地域ともっとかかわりたい」という思い。校外に飛び出して学校祭を開くことで、地域の幅広い世代に楽しんでもらうことがねらいです。
この提案に対する委員からの意見としては、次のようなものがありました。
「『とみくる』を使用すること自体は可能。こうした場所で開催するイベントはどうしても似通ってきてしまうため、高校生の視点で新しい試みができるのはよい」
「学校祭の一部を公共施設で開催すれば、中高生のほかにも色々な年代と交流できるため、一つの選択肢として有りだと思う」
「多くの人が来ることが予想されるため、おもてなし面で今までよりも大変になると考えられる。マンパワーが足りるか検討が必要」
「全校生徒に生徒会の考えを伝えて意見を募り、富川高校全体として考えがまとまってから進めるとよいと考えられる」
こうした意見を踏まえ、富川高校では今後も、「とみくる」での学校祭開催について検討を進めていくとのことです!
最後に、さらなる地学連携の強化に向けた意見交換を行い、会議を閉会しました。
本コンソーシアム会議では引き続き、持続可能な地域づくりの担い手育成を目指し、富川高校と地域の連携強化を推進していきます!
学習成果発表会
コンソーシアム会議の開催前に、「とみくる」ふれあいホールにて富川高校の学習成果発表会が開かれましたので、こちらの様子もご紹介します!
会場には富川高校の全校生徒が集合したほか、日高町長をはじめとする来賓の方々も多数出席。
富川高校の水の成分(美味しさ)を分析した1年生の「ミニ探究」や、小学生向けに下水道の仕組みを学べるすごろくを制作したり、地域の“水事情”についての研究した2年生の「地域探究」、卒業後の進路決定に向けた自己の体験などを語る3年生の「進路報告」など、様々な学習の成果が発表されました。
全学年合同で実施された「富高ゼミ」についても報告があり、ローカルナレッジを探るというテーマのもと、“昔の遊び”を調査したグループが発表を行い、地域に住む身近な人々への聞き取りを通じて発見した世代ごとの違いや共通点などを発表しました。
生徒の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございます!

