日高振興局では、日高山脈襟裳十勝国立公園の指定1周年を記念して十勝総合振興局との共催でシンポジウムを開催しましたのでお知らせします。
日高山脈襟裳十勝国立公園指定1周年記念シンポジウム
開催時のお知らせホームページ ⇒ https://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/225064.html
日高山脈襟裳十勝国立公園指定1周年記念シンポジウムの開催報告
令和7年7月12日(土)に「日高山脈襟裳十勝国立公園指定1周年記念シンポジウム」を開催しました。
毎年、故郷の浦河町で夏を過ごす作家 馳星周氏と日高振興局髙見局長のあいさつで始まったこのシンポジウムでは、第一部として探検家・作家の角幡唯介氏による記念講演、第二部として「未来へつなぐために この1年で見えてきたもの」をテーマとしてパネルディスカッションが行われました。
日高山脈の奥深くに分け入り、その魔力と魅力に向き合った角幡氏の著作朗読から始まった記念講演では、「手つかずで豊かな自然が残るこの日本で最後の場所に誇りを持って、これからも大切にしていって欲しい」との話がありました。
パネルディスカッションでは、保全活動や魅力発信、広域観光などそれぞれのフィールドで活躍する日高・十勝両地域のキーパーソンが、この1年間の変化や見えてきた課題などを共有し、永遠の課題とも言える「保護と利用の両立」と「横の連携」について忌憚なく意見を交わしました。
今回のシンポジウムをきっかけに、この国立公園の持つ比類なき価値をどう未来につないでいくか、誇りを持ちながら前へ進んでいきたいと思います。
会場には日高管内のみならず、十勝、後志など様々な地域から120名を超える多くの方々に足を運んでいただきました。
来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
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