令和7年1月22日(水)新ひだか町で第10回日高農業生産法人会総会・研修会が開催され、法人会会員および関係機関等24名が出席しました。
総会では、農業の基本に立ち返り「堆肥の活用、土づくり」をテーマとして、今年度は会員の生産する堆肥の分析を行い、また堆肥について意見交換を行ったことなどが報告されました。
総会後の研修会では、日高振興局農務課より「堆肥に関する情報提供」、畜産試験場より「堆肥作りの基本」、普及センターより「堆肥分析を活かした施肥設計の考え方」の3つの情報提供が行われました。
会員からは「堆肥分析の結果と土壌分析を合わせて経費節減につなげたいと考えている」「肥料の高騰を受けて、資源を有効活用するためにも、近隣畑作農家等と堆肥の活用について協力できないか協議してはどうか」等の感想や意見が出ていました。
また次年度からの活動の検討の中では、「堆肥を活用した土づくり」の継続に対する意見、そして「日高農業の存続に向けて攻めの農業」「関係機関との更なる連携」等のキーワードも出てきました。
法人会の活動方針の1つでもある「日高農業の発展と地域農業の生産維持に寄与する」に向けて、活動を進めていきます。
総会で挨拶をする鎌田会長
畜産試験場からはZoomを使い研修会での情報提供をしていただきました。
次年度の活動に向けての、意見交換。