農村ゼミナールは、平取町で就農する新規参入者および農家子弟の育成・技術習得を目的として平成24年度に開講しました。冬期間(10月~2月)には毎年計6回程度の座学講習会を実施しています。
令和6年12月17日には、第4回座学講習会として平取町農業支援センターの宇津木センター長を講師に迎え施肥設計演習の講義を開講し、現在町内で研修中の夫婦2組が参加しました。受講生には土壌診断結果を元にトマトの栽培に必要な肥料の量を計算してもらいました。受講生からは堆肥や葉面散布剤のおすすめの使い方や施肥記録の付け方についての質問がありました。
次回は年明け1月に「トマトの育苗管理」の講義を開講予定です。
農村ゼミナール
平取町の新規参入者からの「基本技術を勉強できる場を作ってほしい」という声に応える形で平成24年に開始し、現在に至るまで合計18戸の就農者に対し技術的サポートを行ってきた。平取町で就農予定の1~2年目研修生を対象に例年年間計9回程度の現地研修会と座学講習会を開催している。