令和6年11月7日(木)新冠町明和のカフェ「農暮舎」で、日高管内の有機農業実践者と有機農業に関心のある農業者が集う、「ひだか有機ネットワーク交流会」を開催しました。
当日は、参加者同士がカレーやシフォンケーキを楽しみながら意見交換を行い、日高地域における有機農業のさらなる普及と発展について考える貴重な機会となりました。
日高振興局より国の有機農業関連事業に関する情報が提供されたほか、参加者からは有機農業に興味を持ったきっかけや実践の経緯についての自己紹介が行われ、互いに情報を共有しながら活発な議論が展開されました。
後半では、放牧酪農で有機牧草を栽培する会員の牧場を訪問。現場の取り組みを直接学ぶ機会も設けられ、有機農業の実践について理解を深めました。
今回の交流会は、日高地域で有機農業に取り組む農業者にとって、新しいつながりや情報を得る場となりました。
今後もこうした交流の機会を通じて、地域の有機農業がより豊かに根付くことを目指します。
新冠町明和のカフェ「農暮舎」でランチをしながら有機農業についての意見交換を行いました
新冠町明和のシミズデイリーファームを見学しました。
牛舎には子牛のみ。搾乳牛、育成牛は通年、放牧地又はパドックで過ごしています。
放牧用の牧草地は14カ所あり、毎日変えていて、間違えて前日と同じ放牧地に行かせると、牛が「ここは違う、新しい場所に行かせろ!」と怒っているのがわかるとのこと。
放牧と有機の牧草により牛が健康になり、病気が減って治療費が減少した、と説明を受けました。
「ひだか有機ネットワーク」について
「いぶり・ひだか有機農業ネットワーク」内の、日高管内の会員の組織です。
①有機農業の事業についての情報提供
②会員同士の交流
③有機農業に関する研修会の案内
等を行っています。
「いぶり・ひだか有機農業ネットワーク」では、有機農業に関心のある農業者の参加を随時募集しています。
ご興味のある方は、日高農業改良普及センターまでご連絡ください。