令和6年10月10日(木)、日高振興局農村振興課と日高農業改良普及センターの意見交換会を実施しました。
意見交換会に先立ち、普及センターと農村振興課がそれぞれ重点的に業務を行っているほ場を視察し、その後、日高振興局の会議室で農業改良普及センターの重点活動や農村振興課の農業農村整備事業(以下:NN事業)について意見交換を行いました。
規模の違いはあるのですが「ほ場の排水対策」という共通のキーワードで業務を行っていることを改めて認識する機会となりました。気候変動に対応した持続可能な農業の実現に向け具体的な対策が推進できるよう、今後も積極的に情報を共有することが期待されます。
普及センター第1係の重点活動地区である新ひだか町東別。
農業者が施設内への雨水流入対策として矢板(やいた)を作成し地域に普及している事例について、視察しました。
同じく新ひだか町東別でハウスの間の暗きょの詰まりを、L字コルゲート管を付けて大量の水を注入することで清掃し、暗きょの機能を回復した事例について視察しました。
農村振興課の中山間地域NN事業で進めている、浦河町上向別での牧草地の暗きょ排水を整備を視察しました。
牧草地の暗きょの落口工を整備中。
日高振興局の会議室で意見交換会