令和3年11月4日、日高管内指導農業士・農業士会現地研修会が浦河町で開催されました。
JAひだか東いちご共同選果場では、太田営農生産部長から共選体制の整備による、いちごの高品質・安定出荷体制の説明が行われた後、選果作業を視察しました。
菅農園の菅正輝農業士から、スマート農業技術の1つである環境制御技術を導入したハウスの概要、いちごの品種や栽培方法に関する話をうかがいました。また、販売部門の会社設立のねらいや商品の紹介の後に、SWOT分析※による経営戦略の立て方について学ぶことができました。
座学研修では、普及センターから「スマート農業に関する普及センターの取り組み」の情報提供、ホクレン苫小牧支所営農支援室から「日高管内で活用できるスマート農業技術」の講演がありました。
出席者は、視察先の先進的な取り組みや、スマート農業技術について多くの情報を得ることができました。
※SWOT分析:自社の事業の状況等を強み・弱み・機会・脅威の4つの項目で整理し、分析する方法
いちごの共同選果場を視察
管農園での研修の様子