肝炎ウイルス検査
肝炎ウイルス検査の無料実施について
B型及びC型肝炎の感染者は、全国に220万人から340万人いると推定されており、道内でも10万人以上いるといわれています。
これらの肝炎ウイルス感染者は、病気が進行して、肝硬変、肝がんなど症状が重くなるまで自覚症状が現れないケースが多くあります。
これは、肝臓の特性である予備能力が高いことが原因とされています。
このことを正しく理解し、全身倦怠(けんたい)感や食欲不振、悪心(おしん)・嘔吐(おうと)などの症状がある場合は、早期に検査を受けることをお勧めします。
保健所では、これまでB型及びC型の肝炎ウイルス検査を有料で実施していましたが、感染者を早期発見し、早期治療につなげるため、感染の可能性が疑われる方等を対象として、検査を無料で実施することとしました。
1 無料検査対象者
(1) 輸血や臓器移植を受けたことがある方及びフィブリノゲン製剤(フィブリノゲン糊としての
使用を含む。)、輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
(2) 薬物を濫用していた方
(3) 入れ墨、ボディピアスをしたことがある方
(4) 肝炎ウイルス感染者と性的接触のあった方
(5) 予防接種法に基づく定期の予防接種を集団接種された方
(6) その他感染の可能性が疑われる方
2 検査手順等
《事前》
保健所に電話で検査の予約をします。
電話 0146-22-3071
《当日》
(1) 検査の申込みをした後、検査の説明とカウンセリングを受けます。
(2) 採血をします。
(3) 結果の説明などを受けます。(採血から約2時間後)
※ 検査結果は、約2時間後にお知らせしますが、「C型検査」(HCV抗体検査)において、陽性が疑われる場合などは2次検査(確認検査)を行いますので、さらに2週間程度の日数がかかることを御了承ください。
※ リンク
リーフレット(pdf)