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最終更新日:2006年2月18日(土)


馬文化ひだか:馬を楽しむ:馬と生きる日々:岡田繁幸さん


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岡田 繁幸さん(株式会社サラブレッドクラブラフィアン社長)

今だけじゃなく、ウチはずっと旬なんです。

岡田 繁幸さん(株式会社サラブレッドクラブラフィアン社長)競馬ファンであれば、誰もが知っている岡田さん。
種付けから繁殖、育成までを総合的に行うビッグレッドファーム(新冠町)を運営すると同時に、会員制馬主クラブ、ラフィアン・ターフマン・クラブを主催。
その馬を見抜く目の鋭さが有名で、特に最近はコスモサンビームやコスモバルク、マイネルブルックなど手がけた馬が重賞を制し、脚光を浴びている。
今まさに旬ですねとお聞きしたら、「ウチはずっと旬なんです」という答えが返ってきた。「何かが変わったというわけではないんです。20年間いい馬を選び、育ててきているんですから。その中でずば抜けて優れた馬が、たまたま数頭入っていたというだけです。 ただ馬選びのレベルは高いですけど」岡田さんの馬を見る能力は半端ではない。
本人いわく「人間が見ることのできる限界点」特に重視しているのが「体質」。
筋肉の質と量が、馬を普通に歩かせてみるだけでわかるという。さらに数代まで遡った血統をヒントにして、どんな馬になるかを予測していく。
「3ヶ月やせいぜい1才の馬を見て、将来を見通すのですから大変ですよ。でもこの目があるから、ウチの馬は血統の割には良く走ると言われています」

走る馬を育てたい一心で、いろんなトライを

牧場の長男として生まれた岡田さんは、小さいころからなんとなく、将来は馬の仕事をやるんだなと考えていたという。
転機は大学時代。病気を患ったことをきっかけに大学を中退、馬育成の修行のために、アメリカに渡った。
「日本とアメリカでは馬の育て方が全然違う。向こうでは、厩舎に入れておく時間はほんの数時間で、あとは夜間でも放牧。日本はその逆なんです。ストレスが少ない分、アメリカの馬の方が人になじむ。広い土地があるからできることなんですけどね」
日本に帰ってきた岡田さんは、この欧米流の育成法を実践しようとするが、父親と対立、実家の牧場を継がずに、独立して6.5haの小さな牧場を開いた。
「小さな土地でしたから、放牧はできない。替わりに徹底的にやったのが『追い運動』。400mのコースに馬を追い立てて、運動させるんです。馬がケガするからやめろという人もいましたけどね」 このおかげで岡田さんの馬は、丈夫で良く走った。
「とにかく良く走る馬を育てたい一心で、いろんなことにトライしました」
だんだん資金に余裕もできるようになり、今の牧場は400ha。ようやく岡田さんの理想である、昼夜の放牧ができるようになった。

いずれは3億円持って、世界に挑戦したい。

「馬が好きなのか、金が好きなのか。よく自問自答するんですよ」
経営者としての一面も持つ岡田さんは、やはり「稼ぐ馬」がいるとほっとして、その馬ばかり可愛がってしまうという。
「引退したら、『えこひいきして悪かった』と、馬に謝らないとだめかもしれないなあ(笑)」
旅行に行くにしても、馬がいるところの方がどうしても落ち着く。
もはや好き嫌いを超えて、馬が人生に必要不可欠なものになっているかのように見える。
そんな岡田さんには大きな夢がある。 「まずは日本ダービーを制すること。 このために長距離に強い馬しか育ててきませんでした。これを達成したら、日本の牧場と会社は息子に譲って、僕は3億円持って世界に挑戦したい。 世界中でスポンサーを探して、海外で思う通りに馬を育て、海外のレースに出す。 自分の育成ノウハウが、国際レベルでどれだけ通用するかを試してみたいんです」
岡田さんの馬人生は、まだまだ続いていくようだ。


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