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最終更新日:2006年2月18日(土)


馬文化ひだか:馬を学ぶ:馬の民俗学:馬と祭り


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馬と祭り
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古くから、神の乗り物または神の使いと考えられていた馬は、日本各地の祭りに数多く登場する。

京都・藤森神社の藤森祭り(5月5日)では、掛馬の神事が行われる。これは武術からきた、馬での曲乗りを境内で披露するというもの。また香川・金比羅宮例大祭(10月9、10、11日)では、馬が「みこし渡御」の儀式での御神輿の先導役に。京都の賀茂競馬(5月5日)は、古の衣装を身にまとった騎手たちが争う競馬を、賀茂別雷神社に奉納する。

鹿児島神宮で行われるのは「鈴かけ馬おどり」(1月中旬)。室町時代末期に島津公と鹿児島神宮の神官、高僧・日秀上人の三人の夢枕に馬頭観音が立ち、お堂を建てれば守護神のなることを告げた。お告げ通りに正福院観音堂を建立したところ、この夢を見た旧暦1月18日に、多くの人が飾り立てた馬をこの観音堂の前で踊らせるようになったのが由来とされている。賑やかに飾られた馬がステップを踏む姿がユーモラスだ。

鈴かけ馬おどり
鈴かけ馬おどり

鶴岡八幡宮の流鏑馬
鶴岡八幡宮の流鏑馬

勇壮さで知られるのが、鎌倉・鶴岡八幡宮の流鏑馬。
例大祭(9月14、15、16日)の3日目に行われるこの行事は、源頼朝が武芸を奨励し、八幡宮に奉納したのが始まりとされている。

また、北海道・日高地方でも、馬産地ならではの「馬の祭り」がある。浦河町の浦河神社では、毎年1月2日に新年恒例の「騎馬参拝」がおこなわれている。騎馬参拝は明治40年(1907年)、浦河町に旧日高種畜牧場が開設されて以来受け継がれている伝統行事である。同町の西舎から浦河神社までおよそ10キロの道のりを馬に乗って参拝し、人馬の無病息災と馬産振興を祈願するという、馬産地の正月にふさわしい神事。
乗馬が浦河神社の101段の階段を駆け上がる姿が勇壮だ。

浦河神社の騎馬参拝
浦河神社の騎馬参拝

義経神社の初午祭
義経神社の初午祭

平取町の義経神社で毎年2月の初午の日に執りおこなわれるのが「初午祭」である。源義経がその愛馬を大切にしたという故事にちなむ「愛馬息災・先勝祈願」の儀式であり、各地の馬主や牧場関係者が集まる古式ゆかしい厳粛な行事である。「矢射しの神事」では、馬上からその年の鬼門の方向に3本の破魔矢を放って邪気を祓う。この破魔矢を手にした人には幸運が訪れ、一年を無事に過ごすことができるという。

このように、日本では馬が多くの祭りの中でその土地の歴史に由来するいろいろな役割を担っている。

<参考資料:「鶴岡八幡宮の流鏑馬」、「祭礼の馬」、徳永浩之 「鈴かけ馬おどり」 ホースメイトvol.6,7,18掲載>
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