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最終更新日:2011年3月17日(木)


日高のさかなたち シシャモ


 

日高のさかなたち シシャモ

 

これが日高のシシャモ!

獲れたての日高産シシャモ

食べる!

育てる。

生態と漁獲量

獲れたての日高産シシャモ →
日高町厚賀漁港 H18.10.4
  

 

 これが日高のシシャモ!

 日高で

 秋の到来を知らせるのは、「秋さけ漁」

 秋を実感させる風物詩は、「柳葉魚の簾干し」

 

 日高のししゃも漁は、10月1日深まりゆく秋にはじまり、11月上旬初雪降る初冬までの短期間が漁期です。

 シシャモは、英名に「shishamo」と和名がそのまま使われていることからもわかるとおり、日本固有の、しかも北海道太平洋沿岸にのみ生息する貴重な魚です。

 

「シシャモ」の名前はどこから?

 シシャモは、アイヌの神様によって柳の葉から作られたという伝説があります。

 「柳の葉の魚」を意味するアイヌ語のスス(柳)・ハム(葉)もしくはシュシュ・ハモが由来であると言われています。

 

 

 食 べ る !

 一夜干ししたシシャモを炭火で炙る。

 なんと言ってもこれが、一番ポピュラーで一番美味しい食べ方ではないでしょうか!

 顎まで卵が一杯入った子持ちは、プチプチっとした独特の食感があり、オスは、サケと同様に卵に栄養分をとられない分、脂ののりの良さと旨さがなんとも言えません。

 ご家庭では、そうそう炭火を熾してとはいかないと思いますので魚焼きグリルでどうぞ。魚焼きグリルも無いと言う方は、フライパン、ホットプレートにクッキングシートをひいて焼くという方法もあります。

 一夜干しが食べられるくらいですからもちろん、生食でも食べられます。地元日高には、刺身、寿司を提供しているお店もあります。もちろん季節限定ですが。

 ご家庭では、鮮度のよいものを一度冷凍してつくる「ルイベ」がおすすめです。

 丸ごと天ぷら、唐揚げ、フライにして、さらに一手間加え、相性のよい酢や柑橘類と合わせてマリネにすることも。

 更に寒くなった時期には、たっぷりのゴボウと一緒に、昆布だしのきいたお汁で柳川にして食べるのもオツなものです。

 また、薫製、す干し等おみやげに最適な加工品もあります。

 丸ごと食べるシシャモには、ビタミンA、B2、リン、カルシウムなどが豊富で、栄養面でも申し分の無い食品です。

 ひだか漁協直売店をはじめ、鮮魚店、スーパーなど随所でお求めいただけます。

 

代用シシャモを食べていませんか?

 シシャモの漁獲量は、全道で近年1,300トン前後です。

 それに対し、関税分類上「シシャモ」として輸入される「キャペリン」(英名:capelin、和名:カラフトシシャモ)の量は、その20倍にもおよびます。シシャモの漁獲量が激減した1970年代以降、北太平洋、北大西洋で漁獲された「キャペリン」が、シシャモの代用品として流通するようになりました。

 生物学的には全く異なるもので、シシャモが産卵のため川に遡上するのに対し、キャペリンは川を遡上することなく波打ち際の海岸に産卵します。外見上も異なり、シシャモに比べ鱗が極端に小さく3分の1程度しかありません。また瞳孔(黒目)が大きいです。

 今一度、食べる前に観察してみてください。

 もしかすると、キャペリンを「シシャモ」と思い込み食べているかもしれませんよ!

 

イベント

ししゃも祭り  日高町

時期  毎年10月下旬

会場  日高町 さるがわせせらぎ公園

日高町の特産である「ししゃも」は10月中旬から下旬にかけ、産卵のために沙流川へ遡上します。「ししゃも祭り」は、旬の「ししゃも」を味わえる伝統的なイベントです。

「生ししゃものつかみ取り」、「ししゃもの重量あてクイズ」、「ししゃものサービス販売」など、本物の味が楽しめる催しが盛りだくさんです。

 

詳細は、日高町公式ホームページ をご覧ください。

 

 

 

 育 て る。

 日高町門別地区において、ひだか漁協が主体となり、古くから孵化放流事業を実施しており、毎年、10月親魚を受け入れ、施設で自然産卵させ、翌年4月仔魚を放流しています。

 シシャモの孵化放流に関する研究も道内にある水産孵化場等の水産試験研究機関で進められていますが、まだまだ未解明の部分も多いです。

 

 

 生 態 と 漁 獲 量  参考文献 漁業生物図鑑 新 北のさかなたち  北海道新聞社発行

【 名 前 】

分   類  サケ目 キュウリウオ科
標準和名  シシャモ
学   名  Spirinchus lanceolatus
英   名  shishamo smelt,Japaneas longfin smelt
地方名(北海道)  スサモ、スシャモ
漢   字  柳葉魚(ししゃも)
アイヌ語名  スサム、スス・ハム、シュシュ・ハモ

 

【 特 徴 】

 体は細長く、横断面は細長い楕円形。脂びれがあり、口は大きく上あご後端は目の瞳孔後縁下に達する。舌の上には小さな円錐状の歯が多数ある。体の背面は暗黄色、腹面は銀白色。雄は胸びれと腹びれが丸みを帯び、尻びれが大きくなり、体色が黒ずむ。それに対し雌は、ひれが変化せず体色が僅かに黒くなる程度である。体長は、ふつう13センチ前後である。

シシャモの特徴

 

【 生 態 】

 シシャモは、北海道の太平洋沿岸の水深120メートルより浅いところにしか分布していない日本固有の魚である。

 10月中旬から11月下旬に母なる川に群をなして遡上し、河口から1~10キロ上流の砂利の川底で産卵する。生み出された卵は、川底の砂を包み込み川底に着底し、翌年4月初旬から5月下旬頃に孵化する。孵化した稚魚は、直後に海に押し流され、沿岸域で成長し、ふ化後1年半後、再び生まれた川へ戻っていく。

 

【 漁 業 】

 古くは、河口付近や河川で産卵に戻る群を目がけてすくい網、どう網、ひき網などで漁獲していたが、現在は、資源保護のため「ししゃもこぎ網漁業」で漁獲している。

 日高では、えりも岬西側の日高町門別地区、新冠町を中心に10月1日から11月9日まで、東側のえりも町庶野地区で10月3日から11月6日までが漁期で、秋旬の味となっている。

 

【 漁獲量 】

 

日高管内シシャモ水揚げ量