スマートデバイス表示はこちら

ホーム > 産業振興部 > 水産課 >  日高のさかなたち ホッキ


最終更新日:2011年3月17日(木)


日高のさかなたち ホッキ


 

日高のさかなたち ホッキ貝

 

これが日高のホッキ貝!

日高町門別産ホッキ

食べる!

育てる。

生態と漁獲量

 

獲れたての日高産ホッキ →
日高町門別 H19.2.20
  

 

 これが日高のホッキ貝!

 

 日高を代表し、北海道を代表する『貝』です。

 日高で貝と言えば、マツブそしてホッキです。

 ホッキは、全国水揚げの7割以上が北海道産です。

 日高のホッキは、産卵期を除く9月から翌年5月までの9ヶ月間が漁期で、12月からが盛漁期になります。

 

 「ホッキ貝」の名前はどこから?

 「ホッキ貝」名前の由来は諸説あるますが、アイヌ語の「ポクセイ」(ポクは下、セイは貝の意)を語源とする説が有力です。漢字表記の「北寄貝」は、その当て字で、生息地が北であることが、そのまま「北に寄る貝」として表記されています。また、本名である「ウバガイ」は、漢字で「姥貝」と書き、寿命が30年以上と言われ長寿であることが語源のようです。

 

 

 食 べ る !

 

 『ホッキガイを美味しく食べる。』というと、意見が分かれるのではないでしょうか。

 次から次へとメニューが思い浮かびます。

 刺身、バター焼き、フライ、炊き込みごはん、カレー、飯寿司、その他殻焼き、煮物、和え物、蒸し物とバリエーションがとっても豊富です。

 刺身で食べると言っても、ほのかな磯の香りと口に広がる甘み、そして心地よい歯ごたえが最高と、さっと湯通しして足先の色が紫色から鮮やかなピンク色に変わった時が食べ頃という人がいれば、一方、殻をむいただけの本当の生が好きな人もいます。

 サッと焼いてジューシーな甘みと生の時より更なる歯ごたえを楽しむ塩焼き、バターとの相性を活かしたバター焼きも風味が何とも言えません。

 家庭の味と言えばその家オリジナルのレシピがある炊き込みごはんではないでしょうか?

 最近では学校給食のメニューにも採用され子供たちに人気が出ています。他にカレーも子供に人気のメニューです。

 酒の肴としては、酢みそ和え、酢の物が人気でしょうか? 変わり種としては、飯寿司の材料としても珍重されているようです。

 と言うように、どれが一番と言っても人それぞれに、思いが分かれる訳です。

 

栄養面にも優れています!

 ホッキには、旨みの基となるグリシンやアラニンが多く含まれている他に、コレステロール減少や心臓、自律神経の働きを良くし、疲労回復、肝機能や動脈硬化の改善など成人病予防に効果のあるタウリンが非常に多く含まれています。

 

 

 育 て る。

 

 ホッキは、道内水産試験場において長期に研究が続けられていますが、種苗生産はできるものの、中間育成技術が完成していないため、栽培漁業の事業には結びついていません。また、数~十数年毎に大量発生が起きていますが、その原因がつかめていません。これらを解明することにより、資源の増大に結びつくのですが、まだよく分かっていないのが現状です。

 そのため、日高沿岸では、天然発生した稚貝を移植放流し、また、毎年、資源量調査によって年間許容漁獲量を設定することによって、漁獲資源の維持に努めています。

 なお、日高に限らず北海道では、「北海道海面漁業調整規則」によって殻長7.5センチ以下のウバガイは漁獲が禁止されているほか、産卵貝保護のため禁漁期間を設けています。禁漁期間は、海域ごとに異なり日高振興局管内は、6月1日から8月31日が禁漁です。

 

 

 生 態 と 漁 獲 量  参考文献 漁業生物図鑑 新 北のさかなたち  北海道新聞社発行

 

【 名 前 】

分   類  マルスダレガイ目 ババガイ科
標準和名  ウバガイ
学   名  Pseudocardium sachalinense
英   名  Japanese surf clam , Sakhalin surf clam 
地方名(北海道)  ホッキ、ホッキガイ
漢   字  北寄貝(ほっきがい)、姥貝(うばがい)

 

ホッキの外見の特長

【 特 徴 】

 殻は、三角形に近い卵形で、厚く重い。殻の表面には、殻頂(貝の蝶番部分)を中心とした同心円状の粗い縞模様が刻まれている。稚貝は黄色、成貝は暗褐色、灰褐色の薄い皮で覆われている。

 

【 生 態 】

 鹿島灘以北、北海道、朝鮮半島北部、沿海地方、千島およびサハリン沿岸の潮間帯から水深20メートルの海底に分布し、河川水の流入や有機物の堆積が少ない細砂底に潜って生息する。潜る深さは殻長の1.5~2倍の範囲で変わり、夏は浅く、冬に深くなる。水管を海底上に伸ばして、入水管から海水と取り込み呼吸を行うとともに、海水中から植物プランクトンや生物の破片、死がいなどをえらでこしとって食べる。産卵期は、水温が13~15度になる5月下旬から8月中旬である。産卵期が近づくと、卵巣は乳白色に、精巣はやや赤みを帯びた乳白色になる。卵の大きさは、直径0.07~0.08ミリで、産卵数は数千万粒に達する。成長は、1歳で殻長0.5~1センチ、2歳で2~4センチ、3歳で3~7センチ、4歳で4~8センチ、5歳で6~10センチになるが、その後成長が遅くなる。寿命は30年以上と言われている。殻長は、春から秋に伸び、冬に停滞する。

 

【 漁 業 】

 ホッキガイは、主として桁網で漁獲される。桁網には、マンガン桁網や噴流式桁網があるが、現在は、貝に傷がつきづらい噴流式が主流となっている。

 

【 漁獲量 】

 

日高管内ホッキ貝水揚げ量