林道事業の紹介
◇ 林道とは
道路には管理する役所、法律等の違いで、国道、道道(県道)、町道、農道、林道などがありますが、一般的な林道は、道路法に規定する道路ではありません。あくまでも、林業を効率的に実施(植林や伐採)し、森林を整備するために作られている道路です。
◇ 林道が必要な理由
森林を整備し、森林のもつ公益的な機能(きれいな空気や水を供給)を向上させ、山を豊かにするためには、積極的に山の手入れをすることが大事です。間伐や植林を行うほか、森林の維持管理を行ったり、伐採した木材を搬出したりするためにも道路が必要となります。
また、みなさんが豊かな自然とふれあったり、山間地での連絡路としての役割もあります。
○ 日高山脈の南端を走る「森林基幹道えりも線」
◇ 林道ができるまで
こちらをクリックしてください。
○ 浦河町(補助営)が整備した「森林管理道野深線」
◇ 主査(路網整備)の業務内容
地域が定めた森林計画に基づいて、林道の開設を行っています。現地を調査してどこを通過するのが良いか等、計画から設計、発注まで行っています。
現在振興局で開設中の林道は、2路線あります。みなさんの森林環境をより良く整備するための林道づくりを進めています。
○木製品を活用した「森林基幹道福美線」
◇ 主査(路網整備)からのお願い
林道は山間部に設置している都合、急勾配、急カーブが連続していますので、安全運転に努めて通行して下さい。また、災害等による崩落、落石により通行が出来なくなるおそれがありますので十分に注意してください。