令和5年11月2日(木)新ひだか町の日高生産連ビルにて、日高農業生産法人会主催の農作業安全研修会が開催されました。
農研機構農業機械研究部門システム安全工学研究領域予防安全システムグループの積(せき)グループ長ほか2名の方が講師となり、農業者および関係機関30名が出席し、講義とVR(バーチャルリアリティ)を活用した講習を受けました。
講義は「経営と生活を支える効果的な農作業安全対策とは?」と題して行われ、交通死亡事故と比較しての農作業死亡事故の多さ(なんと4倍!)、事故の要因を4つに分けて考え対策する、という考え方などを学びました。
講習では、VRで刈払機での農作業事故などを体験。その後、農業者が安全対策について話し合う場が設けられ、安全対策を共有しました。
この研修を機に、農作業安全に向けて「現場を変化させる」ことが期待されます。
講師は農研機構農業機械研究部門システム安全工学研究領域予防安全システムグループ。埼玉県より来ていただきました。
「安全対策は現場ごとに自分で考えなくてはならない。そのヒントとして事故事例や対策事例を使う」と講義を受けました。
VR(バーチャルリアリティ)で農作業事故を体験中。
自分の農場で行っている安全対策について話し合いました。