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最終更新日:2007年7月23日(月)


高次脳機能障害


誰にでも起こりうる障害~高次脳機能障害~

脳梗塞や脳出血、交通事故等による脳損傷の後に

「突然人が変わったように怒る・暴力をふるう」

「誰かが促さないと何もしようとしない」

「言われたことをすぐ忘れる」
                                           
・・・そんなことはありませんか?

高次脳機能障害とは
脳の3つの機能のうち高次脳機能が脳疾患及び脳外傷等により損傷された状態

<3つの機能>

①運動動機能(手足を動かす等) 

②知覚機能(音やにおい・手触り等)

③高次脳機能(記憶・認知・感情・言語)

 

「見えざる障害」なのが高次脳機能障害の特徴!

手足の麻痺等と異なり、一見、障害がなく日常生活を行う機能や会話が保たれているのに、職場・家庭などの生活の中で適応障害が出現し、本人も周囲もその障害を理解・受容できないことが多いのです。また、見た目にわからなくても、本人も家族もその障害に非常に困っている場合もあるのです。

 

 「高次脳機能」とは、言語を理解する・行動する・物体を認識する・記憶を保持するなど日常生活では基本的な機能を指します。「低次脳機能」というのはありません。欧米では「高次脳機能」と言わず「神経心理学的機能」「認知機能」と言う言葉を使っています。

 

高次脳機能障害の主な原因

(1)脳血管疾患によるもの

  脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、脳血栓等

(2)脳外傷(頭部外傷)によるもの

  交通事故、高いところからの転落、スポーツ中の転倒等

(3)その他

  脳炎、低酸素脳症、脳腫瘍等

 

高次脳機能障害の症状

・易疲労性(いひろうせい)=精神的に疲れやすい

・注意障害=集中力がない

・半側空間無視=体の半分から左右どちらかの空間について気づかなくなる

・失語=言葉を理解・表現できない

・記憶障害=新しく何かを覚えられない

・失行=ある状況の下で正しい行動がとれない

・脱抑制=抑制がきかない

・意欲・発動性の低下=物事を自ら始められない

・判断力の低下=自分で何か決断できない

・遂行機能障害=物事を計画して実行することができない

・病識の欠如=自身の病気への認識がない

*ただし高次脳機能障害者の誰もがこの症状を呈するわけではありません。

 

どこへ行ったらよいの?

高次脳機能障害かもしれないと思ったら、

脳神経外科・精神科・神経内科・リハビリテーション科等を受診してください。

 

 

<問い合わせ先>

 北海道静内保健所 健康推進課  (電話)0146-42-0251

 

 ※静内保健所管外、また道外の方は、お近くの保健所もしくは精神保健福祉センター等へ

  お問い合わせ下さい。

 

                   〔全国精神保健福祉センター一覧〕

              http://www.acplan.jp/mhwc/centerlist.html
 

 

参考)高次脳機能障害診断基準(国立身体障害者リハビリテーションセンターHP

 http://www.rehab.go.jp/ri/brain_fukyu/handankizyun.html

脳外傷友の会 コロポックル(道内当事者・家族の会)

 http://www.f3.dion.ne.jp/~koropo/index.html